壺中の回廊

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087715125
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

昭和五年。歌舞伎の大劇場・木挽座に「掌中の珠を砕く」と脅迫状が届き、人気役者が舞台中に殺される。江戸歌舞伎最後の大作者、桜木治助の末裔・治郎が謎解きに挑む長編バックステージ・ミステリー!

内容説明

昭和五年、東京。「忠臣蔵」の舞台で事件は起きる。容疑者は役者、裏方、観客すべて。だが、「嘘をつくのが商売」の役者たちを相手に捜査は難航。築地署は江戸狂言作者の末裔・桜木治郎に捜査協力を要請した。激動の時代を背景にした渾身の長編歌舞伎バックステージ・ミステリー。

著者等紹介

松井今朝子[マツイケサコ]
1953年、京都市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科演劇学修士課程修了。歌舞伎の企画制作に携わった後、故・武智鉄二氏に師事し歌舞伎の脚色・演出を手がける。1997年『東洲しゃらくさし』で小説デビュー。同年『仲蔵狂乱』で第8回時代小説大賞、2007年『吉原手引草』で第137回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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