七人の敵がいる

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  • サイズ B6判/ページ数 305p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087713565
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

PTA、学童、教師、夫に姑、我が子まで。上司より、取引先より手強いモンスターが次から次へと現れる!?困惑、当惑、そして笑いと涙の痛快PTAエンターテインメント!ワーキングママ、専業主婦に、育児パパ、そして未来の子持ち候補たち必読小説。

著者等紹介

加納朋子[カノウトモコ]
1966年、福岡県北九州市生まれ。文教大学女子短期大学部卒業後、化学メーカーに勤務。平成4年、「ななつのこ」で第3回鮎川哲也賞受賞。平成6年発表の短編「ガラスの麒麟」で、第48回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)受賞。現在は専業作家であり、一児の母である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

296
初読。キャリアウーマンが挑む、PTA小説。女性が不都合を感じているシステムは、それを見てみぬふりをしてきた女性自身にもよるものだと反省。2013/05/05

takaC

287
ウチのムスコの母さんは兼業主婦ながら二期連続小学校PTA会長やってるが、やはり七人の敵がいて八人の仲間がいるのだろうか?となるとオレは敵の一人か?2011/09/13

ダイ@2019.11.2~一時休止

259
PTA小説?。敵が手強く、読んでて嫌になる面が多かったが、その分考えさせられる面も多かった。やっぱり夫が一番の敵?。2014/10/11

文庫フリーク@灯れ松明の火

240
故・田中角栄首相はコンピューター付きブルドーザーと呼ばれた。本作の主人公は担当作家から「ブルドーザー」と名付けられた編集者・陽子。「パワーと能力と機能美に溢れてて、それでいてクールな機械、ブルドーザー最高!」作家にすれば有能さに対する誉め言葉。会社では有能すぎる陽子が、息子のPTAや子供会に母親として参加すれば、役員の決め方や時間の有効活用、引き継ぎのマニュアル等々、有能さゆえに波風が立たないはずもなく。まして女性世界はあれこれ面倒くさい。PTAとか、残念ながら私には経験できなかった世界ですが、→続く2012/05/29

mikea

234
初読みの加納さん。小学生に入学した子供の最初の保護者会から物語は始まります。私はまだ子供がいないので、学校行事や保護者会、PTA等の煩わしさは未経験なのですが予備知識として勉強になりました。戦闘モードに入った時の陽子が、凄い!ロリコンの教師の話はある意味サスペンス!敵にしたくないタイプの主人公です。子供をもちながらも働く母の悩む姿に応援しつつ読みました。2011/10/21

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