銀狼王

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087713558
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

伝説の狼、それを追う老猟師…激闘の数日間
明治20年、開拓期の北海道に住む老猟師・二瓶。初冬のある日、アイヌの古老から「銀色の毛並みの巨大な体躯の狼が生き残っている」という話を聞き、自分の手で仕留めたいと山に分け入る……。

内容説明

明治二十年、開拓期の北海道に齢五十を越える猟師がいた。初冬のある夜、彼は、知己であるアイヌの古老から、「銀色の毛並みの巨大な体躯の狼が生き残っている」という噂を聞く。老猟師は、その幻の狼を「銀狼王」と名づけ、ぜひとも自らの手で仕留めたいと、山に分け入るが…。銀狼王と老猟師のしたたかな駆け引き、そして―雪の舞う大自然の中で対峙した、彼らの闘いの行方は…!?獣と人間の枠を超え、魂と魂が激突する。著者渾身の傑作長編小説。

著者等紹介

熊谷達也[クマガイタツヤ]
1958年宮城県生まれ。東京電機大学卒業。1997年『ウエンカムイの爪』で小説すばる新人賞受賞。2000年『漂泊の牙』で新田次郎文学賞、2004年『邂逅の森』で山本周五郎賞、直木三十五賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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