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ジェミニの方舟―東京大洪水

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  • サイズ B6判/ページ数 396p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087712490
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

もし、史上まれな強風を伴う超大型台風が日本を襲ったら。もし驚異的な雨が降っていたら。もし…。埋立地、ゼロメートル地帯、網の目のように広がる地下街と地下鉄網。いつ起きてもおかしくない首都水没への警鐘。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

初美マリン

99
一番恐いのは責任をとること、緊急時の采配。私たちがイチイチクレームつけることの責任も考えなくて。2019/03/22

ゆみねこ

74
今年は台風の上陸が相次いでいて、巨大台風が首都東京を襲うという内容にも現実味を感じながら読了しました。中々読み応えアリ、一度は読んでも損はないかと。2016/09/19

きさらぎ

51
パニック小説として楽しめたけど、専門的な会話が多く硬い印象。エンタメというよりは災害対策に警鐘を鳴らす作風のようです。恵子は会社人間としては立派なんだろうけど母親失格。こういう時まで仕事第一なら子供を持つべきじゃないと思う。そういう妻に理解を示す玉城も理解できなかった。緊迫した状況で、携帯電話のシーンがやけに多かったのが気になった。こういう時って携帯は繋がりにくいんじゃないのかな~?設定は面白いけど登場人物が皆、いまいちだった。2016/09/14

ntahima

21
前作『津波』で死亡したはずの人物が再登場。 時系列的には本作が『津波』の前日譚か。あるいは日本を壊滅に追いやった巨大津波は夢だったのだろうか。 はたまた無念を抱えたまま死んでいった者たちへの鎮魂歌として作者が紡ぎあげたパラレルワールドか。 1981年に北海道を直撃した台風15号に大雪山系の谷中で遭遇し崖を攀じ上って九死に一生を得たことがある。 増水からキャンプ地が激流に飲み込まれるまでは一瞬の出来事であり、後は漆黒の闇の奥底から巨岩の軋む音だけが聞こえてきた。 自然災害と言えば地震、津波を連想しがちである2010/05/03

かめぴ

14
またもや災害パニックもの。今度は大洪水。やはり続くと似たような設定にう~んとなるものの・・中野って怖いの?みたいに防災意識が高まるよね。災害パニックというよりも、防災警告なんだろうか、作者からの意思が強く感じられるような作品でした。でも、読むと怖いなぁ、寝る間を惜しんでの一気。2016/11/05

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