出版社内容情報
6人の犠牲者の体の部位を縫い合わせて作られた1つの遺体。6人の名が記された殺人予告リスト。二つの事件をロンドン警視庁のウルフが追う。彼の名もまた、リストに記されていたのだった……。衝撃作。
内容説明
別々の人間の体の部位を縫い合わせた1つの死体。その頭部は“火葬キラー”として、ロンドン警視庁ウルフが逮捕した男のものだった。さらに、ウルフの元妻のもとに6人の名を記した殺人予告リストが届く。そこにはウルフの名前が―。警察の奔走も空しく予告通りに起こる殺人。縫い合わせ死体の犠牲者の身元は?前代未聞の事件には驚愕の結末が待っていた!英国を震撼させた衝撃作、登場。
著者等紹介
コール,ダニエル[コール,ダニエル] [Cole,Daniel]
イギリス・ポーンマス在住。救急医療士、英国王立動物虐待防止協会勤務、王立救命艇協会勤務などを経て、小説家に。デビュー作『人形は指をさす』は、本国発売前から35か国以上に版権が売れ、テレビドラマ化も決定している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あたびー
37
BBCのドラマを見て、関係者の多さ(死者含む)で頭の整理がつかなくなってきたため途中で読み始める。 ロンドン警視庁警部フォークス、通称ウルフは、正義のためなら何でもやる極端な男。 以前連続殺人犯を裁く法廷で無罪判決の下りた被告を叩きのめし、精神病院にいれられた。 その間に当該被告は別の殺人を犯しやはり真犯人だったことが分かる。 復職したウルフの向かいのアパートで、ある日6人の死体を繋ぎ合わせ1体に作りあげた「ラグドール」が発見される。ラグドールのクビは例の事件の犯人だった。2022/06/27
しましまこ
31
表紙買い。6人の死体を縫い合わせ吊るされた死体、殺人予告リスト、27日間に27人の女性を連続で焼殺... あまりの派手派手にスゲーとつぶやきながら読了。深く考えちゃダメだ。(笑)2017/09/24
ハスゴン
29
分厚いですが、設定が良かったですね、続編があるようですがどうなりますか?2018/02/10
キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん
26
殺人に次ぐ殺人、屍体に次ぐ殺人で、心折れている時に読むものではないなー、とは思ったけど、積ん読が他にないので粛々と読んでいました。6人の屍体を継ぎ合わした屍体。予告されたにもかかわらず防ぎきれない殺人。常に後手後手に回る捜査。次々と事件が重なり、捜査している人々と同時に読んでるこちらもへとへとになる。ただーし、ちょっと荒唐無稽過ぎではないだろうか。あまりに現実感がなく、その為にゾクゾクする怖さがない。うーむ?2018/09/13
ロア
23
あまり深く考え過ぎず、流れに身を任せてハラハラドキドキしながら一気に読むのが正解!(∩^ω^∩)続編出たら読みたいです。2018/05/04