出版社内容情報
インドで未来のスター野球選手を発掘しよう──無謀なアイディアのもと、『ミリオンダラー・アーム』計画が始まった。アメリカ人著者とインドの若者たちが異文化の壁を越え、成長するまでを描いた実話。
内容説明
野球になじみがない国、インド。人口10億を超えるこの国で、未来の大リーガーを見つけよう―アメリカの敏腕スポーツ・エージェントである著者の発案から、空前のスカウト計画“ミリオンダラー・アーム”が始まった。文化の壁にぶつかりつつも野球未経験の青年ふたりをアメリカに連れ帰った著者は、彼らと共同生活をし、特訓を始めるが…。インド人初のプロ野球選手誕生を目指した人々の奮闘と絆を描いた実話。
著者等紹介
バーンスタイン,J.B.[バーンスタイン,J.B.] [Bernstein,J.B.]
1968年生まれ。マサチューセッツ大学アマースト校を卒業。広告会社などの勤務を経て独立。バリー・ボンズ、バリー・サンダース、エミット・スミスなど一流スポーツ選手のマーケティングを担当するエージェントとして活躍している。『ミリオンダラー・アーム』はNYタイムズ紙でベストセラーリストに入り、映画化された。現在は家族とともにラスベガスに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あきひと
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インドの若者の一途さ、それが素晴らしいし、インドの可能性が分かる。2018/01/04
たみき/FLUFFY
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映画「ミリオンダラー・アーム」の原作。J.B.バーンスタイン本人による著書。最後まで読むとか、または映画を観てから読むのであれば、これは一人の男の成長物語であり、だからこその初めの方の若干イカれたセレブ風の日々の記述が後半の対比であることも判る。しかし、全く知らずに読むと鼻に付くのだ。しかも、リンクとディネシュに出会った後にも、彼らの事を詳細に説明するその文章の中に、ほんの少しだけ上からの目線を感じるのだ。 おそらく本人は全く気がついていないのだろう。本には映画で描かれていない2人のその後も書かれている。2014/10/08
nuts
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大谷翔平くんが読んでいたという理由で買って、あまり興味のない分野の話だからずっと読まずにいたけど、今年の大谷くんの活躍で読む気になった本です。 インドの可能性を感じました。2021/10/15
fs_htnk
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史実を駆け足で振り返っているだけに淡々としている印象はある。でも、そういう著書でも重要なのは、これが後々のMLB戦略に大きな役割を果たしているからでしょう。MLB某球団のGM補佐が15年くらい前に言ってた。「これからはアジアの時代や。中国とインドで20億人。すんごいやつがおるはずや」って。2019/08/25
dani
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エージェントとしてのバーンスタインは名前だけ知ってたが、『ミリオンダラー・アーム』という企画があったことも、それが映画になったことも、リンクもディネシュも知らなかった。が、この物語(ノンフィクションだけど)には引き込まれた。きっと、リンクとディネシュの人柄なんでしょう。2018/02/15