内容説明
不幸な飛行機事故で、不眠症と情緒不安定に悩まされているアンドリュー。大会社の副社長である父親に命じられて、マサチューセッツ州のテイル館に向けて出発した。大叔母が亡くなった後、野ざらしになっている館と、25エーカーの土地を今後どうするか。調べた結果を父親に報告しなければならない。ところが廃屋になっているはずの館には、数人の人影が見えた…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
run
6
何年ぶりかの再読。おばちゃまシリーズもそうだけど、出てくる人が良い人ばかりではないのに、根底に「自然が好き人が好き」という気持ちが感じられるからか、読んでて癒される。2018/01/30
**くま**
1
おばちゃまシリーズが面白かったので読みました。 ちょっと読んだのが前なので記憶がうろ覚え状態ですが、満足できました。
machi
1
作者の理想って古き良きアメリカと自由な魂ということですね。同作者の他の本に出てくる似たようなキャラが出てきました。2010/05/02
中身はおじさん
0
おばちゃまシリーズのドロシー・ギルマンですが、こっちの方が好きかもしれない。(おばちゃま、元気すぎて、ついていかれん)一言で言えば青年の成長譚なんだけれど、これは、映像でも見たいかも。夢物語が、夢物語として、美しくえがかれそうです。それにしても、西村玲子さん、なぜアンドリューを「おでこが広くなりつつある人」にお描きになったものか、当時、おいそがしすぎでした?2020/09/06