感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
harass
88
積読本消化。ウォーターゲート事件を裏付ける取材をしたことで有名な新聞記者による、俳優ジョン・ベルーシの最期を描くノンフィクション。映画「ブルース・ブラザーズ」の撮影から本は始まる。監督のジョン・ランディスは心配でならなかった。ベルーシがコカインで崩壊寸前で長引いている撮影をどうにか終えようと苦心していたのだった。ベルーシの生涯と最期の18日を丹念に追う。正直、何度も読むのを中断した。労作なのは確かだが、文章や記述が客観的で平坦に感じ読んでいて引き込まれなかった。当時の映画業界に興味がある人なら。2019/06/05
MICK KICHI
60
巨体にサングラス、黒ずくめのスーツと帽子で、正真正銘のブルースのパフォーマンスを見せてくれるジョン・ベルーシの「ブルース・ブラザーズ」が好きで堪らない。しかし、彼の人生に差したドラッグの影から抜けられず悲しい末路を辿った事はもう4半世紀以上前の事実である。彼が出演した映画は僅か4本ほど。SNLの第一シリーズのDVDが手元にある。それが自分の知るほぼ全てだが、彼の強烈なパフォーマンスの素晴らしさは何度も感嘆させられる。この本には、あえて名前を出すまでも無いセレブ達が名を連ねている。皆ドラッグの影を背負って…2018/08/01
駄目男
12
天才コメディアン、ジョン・ベルーシの生涯とはなんだったのか。私は『ブルース・ブラザース』のベルーシしか知らない。舞台コントなので人気を博し、あらゆる雑誌、映画関係者から絶賛されるような役者だったのか、イマイチ良く解らないのが感想なのだ。故に今回改めて『ブルース・ブラザース』を見直してみた。作品は1980年と、もう42年前の映画になるのだ。作品が公開された当時に流行っていた、豪快なカーチェイスは今となっては余分なものと思うが、肥満体のベルーシは小気味よくステップし踊る。併し、これ1作では2022/02/14
hikarunoir
1
力作。
佐伯 要
0
ワシントン・ポストでニクソン大統領の「ウォーターゲート事件」をスクープしたボブ・ウッドワード氏によるノンフィクション。 天才コメディアンのジョン・ベルーシの死に、217人への取材で迫る。 この手法を取り入れたい。2016/12/02