内容説明
関連企業も含めると従業員２５万、日本最大の自動社メーカー、大洋自動車には“二人の天皇”がいる。一人は会長で財界の連合体、産経連副会長でもある高瀬英明。もう一人は傘下組合連合会（自動車労連）の会長で、労働界の大ボス、塩野三郎。ともにダーティな二人だが、塩野は高瀬の恥部を握ったことで、大洋自動車をますます喰い荒らしてゆく…。
感想・レビュー
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kaikoma
2
企業に採用された時は、その会社に貢献しようという思いを多少に関わらず誰しも持っていた筈です。それでも私欲を満たす為に、組織を利用する人は、多分何処の会社にもいるのでしょうね、昭和でも令和でも。サラリーマンとしてはリアルで楽しめる展開でした。2022/10/06
