集英社文庫<br> 地球のゆくえ

集英社文庫
地球のゆくえ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 467p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784087486735
  • NDC分類 304
  • Cコード C0195

内容説明

目をおおうばかりの借金地獄に突入した日本経済。その裏で何が起こり、誰が動き、誰が利益を得てきたのか。本書はそれぞれの経済シーンの作られた歴史と事実関係を調査分析、闇の力・国際金融マフィアの存在を明らかにしつつ再構成する。地球はどこへ行こうとしているのか―名著『赤い楯』に続き、時代を直視する知性ある読者に捧げる、広瀬隆の熱き告発の書。

目次

第1章 ジリノフスキーの恐怖と怪奇現象
第2章 「日本経済崩壊」の背景
第3章 細川政権誕生の謎
第4章 カンボジア内戦の勝利者
第5章 ユダヤ人と中東問題
第6章 世界的な金投機と通貨不安
第7章 ガットと日本農業の未来
第8章 スイスと世界の金融マフィア
第9章 崩壊するロシアの未来
第10章 死の商人の巣窟「国連」
第11章 朝鮮半島と核兵器・原子力問題

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

3
日本の経済崩壊と細川政権、カンボジアへの自衛隊の派兵、日米経済摩擦、ガットで強制される米の輸入自由化、土建業者と田中人脈、銀行界の不良債権問題、ソマリアやユーゴスラビアなど世界各地の紛争、ロシアの混乱、ジリノフスキーの台頭、クリントン政権の金融スキャンダル、北朝鮮の核開発疑惑、中東和平とイスラエルにおけるベブロンの虐殺、中国を初めとするアジア全土における異常な経済過熱、ヨーロッパに台頭するネオナチの動き、これらの動きは全て繋がっており、一握りの一族によって動かされている。その一族とはロスチャイルドである。2014/07/29

bittersweet symphony

1
広瀬隆(1943-)さんの単行本初版1994年の著作。97年に文庫化され、うちの未読本棚で塩漬けになっておりました。内容的にはユダヤ金融財閥関連の著作に準ずるもので、膨大な文献資料を渉猟(これ自体は賞賛すべきところ)したことを誇らしげに自慢しているのをはじめ表現は主張内容の信頼性も損なわんがごとき誇大な形容詞が乱舞するもの。2011/08/05

konibi

1
「赤い楯」系、結局、時代・人種・洋の東西を越え或る種の人間の行動様式は変わらずということか・・・。絶対多数の殆どの人間はどう・・・という事だけが何時の時代も根雪の様にずーっと残っていくのだろう。2016/12/10

shiaruvy

1
★4.5 二元論の片方側からみたジャーナリズム。

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