内容説明
お金もコネも学歴もないけど、それでも作家になりた~い!大いなる野望を胸に秘め“銀座の女”で糊口をしのぎ、ついに文壇デビューを果たしたご存じムロイの体当たりエッセイ。酒と煙草と過食にまみれながら待望の処女作刊行にこぎつけるまでの「六本木野望篇」。その後の人生を大きく変えた電撃結婚、出産までをつづった「栄光への序曲篇」。
目次
六本木野望篇―一九九七年十二月~一九九八年六月(スッポンにこだわってこそ作家だ;リアリティーを追求したい;最後の最後は力で勝つ;物書きの孤独;将来の不安 ほか)
栄光への序曲篇―一九九九年二月~二〇〇〇年九月(作家・生態系ピラミッド;仕事運、男運;有名人運は不幸とともに;ほんとうの才能は…;罠の臭い ほか)
著者等紹介
室井佑月[ムロイユズキ]
1970年2月27日青森県生まれ。モデルなどさまざまな職業を経て、97年「クレセント」を発表して作家デビュー
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感想・レビュー
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ymkmg
5
トイレに入る度に少しづつ読み進み(室井さん、すいません)数ヶ月。ついに読了ε-(´・`) フー 室井佑月が少し前から気になっていた。あの舌っ足らずの喋り方、傍若無人にも思える物言い、そしてあの口角の上がった口元。イイね!文章はもう彼女そのものでニヤニヤしながら読みましたよ。特に「……ナポレオンなんだな」「ナポレオンを貰ってこそ作家なんだな」というのが堪らなかった(´ε` ) まだ一冊控えているので、またそのうち。いや、ちゃんと読むに決まってるじゃんか。2015/05/20
nonpono
3
「人生は根性とパッションで切り開いていくものなのね。」初めて読んだのは2001年。それからの室井佑月は、結婚、コメンテーター、離婚、再婚、そして県知事夫人か。この展開がすごい。赤裸々な本音がわかるエッセイです。2023/03/28
Makoto
2
テレビでしか見たことなかったので、どんな人かなあと思って読んでみる。予備知識なしで文庫本あとがきまで読むと面白い。頭からっぽにしたい時に読むといいかも。2009/11/07
電算担当者
2
テレビに出てるこの人ってこんな人だったんだ。2008/06/11