集英社文庫
僕が日本を選んだ理由―世界青春放浪記〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087475005
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0195

内容説明

社会主義国ハンガリーからフランスへ亡命して3年。貧乏ながらも自由を手にし、数学者として希望にあふれていた1982年、ついに憧れの日本にやってきた―。日本女性との恋、世界の数学者たちとの交流、大道芸人としての成長、マスコミに登場する有名人へ。世界と日本を行き来するうちに、日本を深く愛し、定住を決めるまでの疾風怒涛の軌跡。書き下ろし。

目次

1 初めての日本
2 プラハ、数学での大成功
3 ロスへの出稼ぎ
4 ジンとの夢
5 馴染めなかったアメリカ
6 両親との旅
7 本格的な大道芸に
8 ハンガリーへの初帰国
9 親友ピシティと東欧の変貌
10 日本を選ぶ

著者等紹介

フランクル,ピーター[フランクル,ピーター][Frankl,Peter]
1953年ハンガリー生。数学博士。大道芸人。ハンガリー学士院会員。78年サーカス芸人国家試験合格。79年フランスに亡命。87年フランス国籍取得。88年から日本在住。十一カ国語を話す
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi_N

27
行動力が友人を生み、恋人を生み、人生を切り開いた。2017/04/11

バーベナ

4
数学の研究には大きな設備もいらない、乱暴に言えば考える頭だけがあればいい。そんな彼は、世界中を彷徨う。行く先々に、きちんと知り合いがいるのが凄い。流暢な日本語を話す外国人として、ちょっと珍獣扱いされる時もあるけれど、ユダヤ人への差別を感じない日本のことを、好きになってくれたのかな。この先も知りたいなぁ・・・。2013/01/11

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