内容説明
全日本の監督を務め、日本のラグビーを変えた平尾誠二と、彼の活躍に興奮し続けたクリエイター松岡正剛。平尾のラグビー哲学のよき理解者である松岡ならではの質問に、明らかにされる思想と戦略。情報収集と分析、そして多様なる局面への対応へと、話はラグビーの枠を超えて展開される。日本が世界で勝ち抜いてゆくための指針がこの本にはある。
目次
1 イメージをマネージする
2 新たな爆発
3 ラグビーのどこがおもしろいのか
4 関係を編集する
5 ラグビーは深い人間哲学である
6 攻撃の思想・守備の思想
7 日本ラグビーがかかえる問題点
8 理想のラグビーを求めて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KGMANHOLE
2
久しぶりの再読です。当時の感想は、各人が自立した集団が前提にくる。クレバー、プロだからこそ極みがかかる理想形。などで、ビジネスに置き換えて影響を受けました。今の時代こそ真剣に向き合えるかと思われる。2011/02/18
Akito Yoshiue
1
松岡正剛の話の分かりやすさはいつも通りなのだが、特筆すべきは平尾誠二の聡明な語りだろう。2013/12/13
t-0o0
1
ラグビーに関しては無知であったが、組織においてのマネジメント、リーダーシップ等に関しては非常に参考となった。2011/05/24
うりぼう
1
平坂君の紹介。平尾さんの聡明さに感嘆。2007/06/20