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集英社文庫
徹底抗戦

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  • サイズ 文庫判/ページ数 206p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087466195
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0195

内容説明

ライブドアの代表取締役CEO就任後、株式上場、ニッポン放送株買収、衆議院選出馬。突然の東京地検による家宅捜索と強制捜査、証券取引法違反容疑での逮捕・勾留・取調べ、独房の日々…。保釈、徹底抗戦への決意、上告へ。これら一連の“ホリエモン旋風”と“ライブドア”事件とは、なんだったのか。生意気、拝金主義者とレッテルをはられた青年が、真っ直ぐに語るすべての真相。和解後を緊急加筆。

目次

予兆―“虎の尾”を踏んだ、ニッポン放送株買収と衆院選出馬(魅惑のフジテレビ;いざ、買収へ ほか)
青天の霹靂―逮捕、そして勾留へ(強制捜査;証拠隠滅なんて… ほか)
徹底抗戦―われ、検察とかく戦えり(保釈直後;対人恐怖症の克服へ ほか)
真相―いまだから書ける、あんなことこんなこと(株主総会のこと;世界的企業を目指した理由 ほか)

著者等紹介

堀江貴文[ホリエタカフミ]
1972年福岡県生まれ。91年東京大学入学、のち中退。96年、有限会社オン・ザ・エッヂ設立。2002年、旧ライブドアから営業権を取得。04年、社名を株式会社ライブドアに変更し、代表取締役CEOとなる。06年1月、証券取引法違反で逮捕。10年9月現在、身の潔白を証明すべく、上告中。現在は講演・執筆活動を中心に、国内最大の有料メールマガジンを配信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

174
本当に何が悪いのか分からないような罪状でそこまで一企業を傾けて、社会になんの意味があったのかと思う事件だな。こういう裁判に囚われて著者の時間をロスさせなければもっといろんな事が出来たのかなとも思う。Winnyで捕まった人ともなんか似たような印象を持った。こういう人の足を引っ張って下に落としていく社会が出来て日本が停滞してるイメージが強い。2019/11/11

まめタンク

13
文庫版になったので読んでみた。ホリエモン自身が体験した特捜部強制捜査と拘留中の事、事件の事について淡々と書かれている印象。僕がホリエモンを好きになれない理由として、HIS証券の野口氏の不審死の一件がある。本書ではその事実にも触れ、元ライブドアファイナンスの宮内氏との横領疑惑が発端ではないのかと書かれている。ちょっと安心した。本書で一番心に響いたのが、この事件により「金儲けをする事が悪となってしまった」という箇所です。あの事件で市場に与えた影響は膨大なものになると思う。450円と安価でお勧めです。2011/07/04

はたち

7
LDH立ち上げ当初からぶれずに今があるのか!概略だけをただぼんやりと知る程度でしたが、堀江氏側の現在から見る当時を知ってこの人は本当に俗っぽくないんだなぁと再認識。接触してきた人の色々な思惑を主観で描いてる。宮内氏の視点と、第三者視点の両著も読んでみたい。検察権力についてや放送株、ソニー関連の取得目的もあって概要を知るには面白い。『善玉に見られることの妙なむず痒さがあってぶっきらぼうな発言をする』こういう人は大抵損をするんだなぁ。堀江氏も変なこと言っちゃったって思ってあとになって心が痛むのかしら?2011/01/29

ほーくえーす

3
この事件については諸説あるのでなんとも言えないけれど、検察が捜査、逮捕、起訴を行えるということは恐ろしいことだと思った。物事を変えていくときにはリスクが必ずと言っていいほどついてくる。そのリスクを取れなくなってしまったのが今の日本なのかな。もっと本質を考えていくべき時代が来ている。2011/07/23

issy

3
検察の権力・実力、拘留の仕組みと拘置所生活、何よりライブドア事件の要点がよくわかる。著者は、世渡りの不器用さはあるが曲がったことが嫌いで真っ直ぐな人物という印象を受けた。2011/01/13

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