内容説明
3年生になる春休み、明経学園高校に通うみならい忍者風早隼は、見知らぬ女性に頼まれて親友の雅士に封筒を届けた。中に入っていたのは、めちゃくちゃかわいい女の子の写真と自殺をほのめかす遺書だった。雅士の知り合いらしい夏海というその子を捜して、隼たちは、東京中を舞台にしたロールプレイング・ゲームに巻き込まれてしまった。タイムリミットは4日。果たして彼女を救えるのか。
著者等紹介
宮本昌孝[ミヤモトマサタカ]
1955年浜松市生まれ。日本大学芸術学部卒。手塚プロ勤務を経て、作家に。95年『剣豪将軍義輝』で一躍注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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柏葉
3
んー、入門編に比べるといまいち。主人公の隼も幼なじみの美樹もイイキャラだけど、前作の面白さは大部分がおばばさまによるもので、本作はおばばさまがほぼ登場しない。東京RPGといって、ウォークラリーみたいな謎解きがメインだが、東京の歴史について興味がもてないのもあって、あまり面白くなかった。やっぱり忍者&おばばありきのシリーズだな。2015/09/20
platinum lily
2
前作よりも忍者という設定が希薄。それでも暗号を元に東京中を走り回る話は面白かった。残念なのは続編が期待できないってことか。あとがきにもあったけど、二十年前に続編を書いていたらどういった話で完結していたか興味深くもある。2010/11/03
タケミチ
1
忍者があまり関係なくなっている……でも、キャラクターがおもしろいので楽しく読めました。続刊はもう絶対に無いようなので残念です。続きが気になる。2011/01/27
かー
1
応用編もかなり楽しめました。続刊希望します。かなり希望します。まだまだこれからって感じやったのにこれでおしまいなのが本当に残念です…。面白かったです。2010/10/20
空
1
長期シリーズ化できるだけのネタと面白さはあったと思うので続刊が望めない状況は残念。今回ほとんど出てこないのにババさまの存在感が凄い。2010/09/18