内容説明
「あの子は漫画家になるのに必要なもの以外はすべてを切り捨てた!と姉が私の青春時代のことをそう言っていたように10代の頃の私は偏っていたかもしれない。それでも悔いナシ、です」と少女漫画家一条先生は言い切る。いつでもパワフルに道を切り開いてきた先生の生き方は、やることがみつからない!と悩んでいる人にとって格好の道案内となるはず。エッセイスト・岡部まりさんとの対談も収録。
目次
生いたちの章(誕生;白いスーツにカンカン帽のお父さん;面食いの落とし穴。母の受難!?;家庭内サバイバル;それは蝋石で始まった;一六歳でデビュー;青春)
青春の章(ターニング・ポイント;デザイナー;新たな挑戦『砂の城』;葛藤に継ぐ葛藤;この歳でまだ処女だ!;これ、二度とやらん;;漫画家、一条ゆかり)
恋愛の章(上京、四畳半の城;男は顔で女を選びます!?;女の前に、まず「漫画家;ロクデナシが好きなんです…;二度目の恋;結婚、そして離婚;恋愛のリハビリ)
仕事の章(漫画家は天職です;アウトサイダーが王道に;嫌いなもの・好きなもの;我が人生に悔いなし!;幸瀬;目指すは、匠!)
一条ゆかり&岡部まり対談(『砂の城』って大河ドラマみたい!)
著者等紹介
一条ゆかり[イチジョウユカリ]
漫画家。1949年9月19日岡山県生まれ。1967年りぼん新人賞漫画賞準入選。1968年「りぼん」で受賞作『雪のセレナーデ』でデビューする。『砂の城』『有閑倶楽部』などヒット作多数。現在、「コーラス」で連載中の『プライド』で2007年度第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。同作は2009年公開で映画化。20008年にはデビュー40周年記念エッセイ「正しい欲望のススメ」を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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