内容説明
ストレスをためているから人の目が気になる。引け目があるから卑屈になる。そんな悪循環を断つ為にはまず明るい挨拶。笑顔にスイッチすれば、クヨクヨした気分がオフ、周りにいい空気が生まれる。失敗だって笑い飛ばせば引きずらない。人に思いやりを持てば心に余裕が生まれる。心のホコリを上手に払って、前向きな自分を取り戻すコツは?ポジティブ人生の達人・茂太先生のハート・クリーニング。
目次
第1章 「明るい自分」は朝つくられる
第2章 「力を抜く」と力が生まれる
第3章 がんばる人は、がんばり過ぎない
第4章 前向きな人は、失敗から学ぶ
第5章 「自分を好きな自分」をつくる
第6章 「幸運な人」は、その準備ができている
著者等紹介
斎藤茂太[サイトウシゲタ]
1916年東京生まれ。精神科医、エッセイスト。歌人・斎藤茂吉の長男。明るく前向きな発想で読者を魅了し“モタさん”と親しまれる。2006年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
138
サッカー日本代表長谷部キャプテンがよく読んでいたという本書ですが、色々とためになるコトが多数書かれていました。普段の日常において、ちょっとだけモノの見方や考え方を変えるだけでだいぶ違った過ごし方になるのかもしれません。何から何まで全て本書に書かれているように実行できるワケではないと思いますが、ひとつでも多くココロがけて過ごしてみるといいかもしれません。読んでいてココロが少し落ち着き、不安定なキモチをフラットにしてくれる貴重な内容でした。本書を繰り返し手にとるコトで、少しずつ変われていくのかもしれませんね。2017/11/16
ehirano1
114
「イやなことは、紙に書いて、うっぷんを晴らしてしまうのだ(p66)」は田村耕太郎さんも「頭にきてもアホとは戦うな!」で紹介していました。そういえばリンカーンは、部下の失態を罵倒した手紙を書いていましたね。結局、リンカーンの奥方が手紙をしまい込むことで、失態を犯した部下にリンカーンの罵詈雑言は届くことはなかったとのことですが、これがヒントになんているんでしょうか?2018/09/02
ゴンゾウ@新潮部
103
おかげさまで心の掃除が出来ました。気持ちを楽にすることってなかなか出来ないけれども大切だ。疲れたとき、しんどいときに読み返します。【ナツイチ 2017】2018/05/24
扉のこちら側
93
2018年175冊め。モタさんの本はまったりとした雰囲気。「取り越し苦労の『がんばり過ぎ』はケンカの素」はよくわかる。ゆるくやっていきたい。2018/06/08
ひろちゃん
90
「成功したらよし、失敗してもいい」という言葉が心に残った。2016/01/11