集英社文庫<br> 下町やぶさか診療所

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集英社文庫
下町やぶさか診療所

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087458244
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



池永 陽[イケナガ ヨウ]
著・文・その他

内容説明

東京浅草。診療所の医師・真野麟太郎は、大先生と呼ばれ近所の人々に慕われている。ある日、手首を切った女子高生・麻世が治療にやってくる。麻世の心の傷を知った麟太郎は、一緒に暮らすことを提案。麻世は、家事をすることを条件に同居人になるが…。虐待、認知症、癌など、診療所に持ち込まれる病気や患者の問題に、真摯に向き合う医師と型破りな女子高生が織りなす切なくて温かい下町物語。

著者等紹介

池永陽[イケナガヨウ]
1950年愛知県豊橋市生まれ。グラフィックデザイナーを経て、コピーライターとして活躍。98年「走るジイサン」で第11回小説すばる新人賞を受賞し、作家デビュー。2006年、『雲を斬る』で第12回中山義秀文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

139
相変わらずの読みやすさでグイグイとイッキ読みの池永さん作品でした。話の流れによっては、少しギクシャクしてる部分も否めませんが、タイトルからイメージするように人情味あふれた中年医師「麟太郎」が活躍するお話です。患者として現れた美形の女子高生「麻世」が話の流れで一緒に住むコトに。口は悪いがどこか優しい彼女とのやりとりにキモチがふっと緩みます。相変わらず命の大切さをさらっとさりげなく綴る池永さんの作風にココロが和みながらも、ちょっと切なくもなりました。終わりかた的に続編も出てるので、しっかり続きも読みます。2021/06/21

machi☺︎︎゛

138
下町の診療所の医師、麟太郎。小さい町のみんなから慕われ頼られ、町の集会所みたいな存在。そんなお年寄りばかりの病院にある日手首を切った女子高生がやってくる。女子高生の家庭環境をしった麟太郎は一緒に暮らすことを提案する。下町の診療所だからこそできる距離感や麟太郎の人柄が心を温かくしてくれる一冊だった。2022/01/10

初美マリン

127
序盤は想像していたような下町の人情診療所のていだったか、段々と深みが増してきた。息子の世知に疎いいやみのなさが面白い。これは続編を読まなくてはならない。2021/12/12

タイ子

111
いいですね、こんなお医者さん。やはり医は仁術をモットーに儲けは二の次、勝手ながら庶民の願いです。やぶさか診療所の医師・真野麟太郎。人々から慕われ、精神的な悩みまで持ち込んで日々盛況の中、彼はと言えばたまの安息に隣の喫茶店で美人ママに会う事。幼馴染とビール片手に一息つくのが楽しみな先生。ある日、手首を切った女子高生・麻世が来診した日から先生の日常に変化が現れる。訳ありな麻世の同居と診療にやってくる患者と家族たちの人生、幼馴染の終末医療の切なさ。型破りながら内に秘めた優しさを見せ始めた麻世のこれからが楽しみ。2021/03/16

モルク

105
浅草の診療所の医師麟太郎。ちょっとお節介なところはあるが、近所の人から大先生と慕われモットーは医は仁術。ある日手首を切った女子高生麻世の心の傷を知り、彼女を家に迎え入れる。麻世のいる生活、隣の喫茶店?の美人ママ、幼なじみも絡み、虐待、認知症、ガンなどの問題と共に患者に向き合う麟太郎の姿が描かれる。医療ものというより人情もの。先が気になるので続編も読まなくちゃあ。2021/04/14

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