出版社内容情報
これ一冊でルーヴル美術館丸分かり! 読んでから見るもよし、見てから読むもよし。世界的名画に秘められた謎と物語を読み解く。『怖い絵』の著者による究極の美術館ガイドブック。(解説/保坂健二朗)
中野 京子[ナカノキョウコ]
内容説明
ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」、ダヴィッド「ナポレオンの戴冠式」、カラヴァッジョ「聖母の死」…よく知っているはずの見慣れた名画が、中野京子の導きでこれまでとはまた別の顔を見せ始める。描かれた人物のその後や作者の生い立ちを知って、絵画をもっと楽しもう!全68点、オールカラーで見どころを余すところなく解説。展示場所がひと目でわかる館内案内図付き。これ一冊でルーヴル丸分かり。
目次
なんといってもナポレオン―ダヴィッド『ナポレオンの戴冠式』
ロココの哀愁―ヴァトー『シテール島の巡礼』
フランスをつくった三人の王―クルーエ『フランソワ一世肖像』
運命に翻弄されて―レンブラント『バテシバ』
アルカディアにいるのは誰?―プッサン『アルカディアの牧人たち』
捏造の生涯―ルーベンス『マリー・ド・メディシスの生涯“肖像画の贈呈”』
この世は揺れる船のごと―ボス『愚者の船』
ルーヴルの少女たち―グルーズ『壊れた甕』
ルーヴルの少年たち―ムリーリョ『蚤をとる少年』
まるでその場にいたかのよう―ティツィアーノ『キリストの埋葬』
ホラー映画―作者不詳『パリ高等法院のキリスト磔刑』
有名人といっしょ―アンゲラン・カルトン『アヴィニョンのピエタ』
不謹慎きわまりない!―カラヴァッジョ『聖母の死』
その後の運命―ヴァン・ダイク『狩り場のチャールズ一世』
不滅のラファエロ―ラファエロ『美しき女庭師』
天使とキューピッド―アントワーヌ・カロンまたはアンリ・ルランベール『アモルの葬列』
モナ・リザ―レオナルド・ダ・ヴィンチ『モナ・リザ』
著者等紹介
中野京子[ナカノキョウコ]
作家・独文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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