出版社内容情報
横浜、奈良、鳥取、松本、函館、小田原、鎌倉、木曽──ひとり旅の達人は自らの故郷を含め、変わらぬ風景で迎えてくれる場所で、震災後の東北に思いを馳せた。酒場紀行シリーズ第2弾。(解説/川本三郎)
内容説明
西洋文化発祥地・横浜で味わう旬の肴。古都・奈良の銭湯で古寺巡礼の後にひと汗かく心地よさ。鳥取では名物のアゴと山陰名酒に舌鼓。港町・函館で堪能する新鮮な魚貝。変わらぬ山河が迎えてくれる故郷・松本。幼年期を過ごしたもうひとつの故郷・木曾。東日本大震災直後の8都市を巡る旅。思いはやがて復興最中の東北へ―いい酒、いい人、いい肴を求めて、ぶらりひとり旅。シリーズ第2弾。
目次
横浜 桜木町に桜を植える
奈良 古都の晩春、温かな酒
鳥取 因幡の白兎とトビウオ
松本 故郷の川と城と入道雲
函館 北海道の秋空たかく
小田原 彼岸花と謡曲「北条」
鎌倉 江ノ電で大仏様に会いに
木曾 名物は、栗のこわめし
著者等紹介
太田和彦[オオタカズヒコ]
1946年北京生まれ。長野県松本市出身。68年資生堂宣伝部制作室入社。89年独立し、アマゾンデザイン設立。2000年~07年東北芸術工科大学教授を務める。本業のかたわら居酒屋探訪をライフワークとし、多数の著作やテレビ番組がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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