出版社内容情報
キンキンに冷えたビールを愛し、タマネギと餃子ライスに畏敬の念を抱き、釣りと焚き火に血道を上げ、今日も津々浦々をさまようシーナ。回遊するナマコ作家のぶらぶらエッセイ第4弾。(解説/竹田聡一郎)
内容説明
目が覚めれば待ったなしのシメキリ地獄。腹が減ったらただちにメシ。妻がいなけりゃ楽しく自炊。ときにスバヤク食えるお取り寄せ商品に浮気する。家では「じいじい保育園」の園長だけど、色黒大柄天然パーマがたたって夜の公園で職務質問受けたりする。もちろんビールは毎日飲んでるけんね。まだまだ若いシーナの日常。あっちこっちをケトばしながら回遊するナマコのぶらぶらエッセイ第4弾。
目次
1 ベッド連続墜落の謎(隣席の問題;ベッド連続墜落の謎 ほか)
2 やつらはみんな見ている(人口一〇〇人の村;雪と桜の二日間 ほか)
3 逃亡するならどの国か(深夜の職務質問―または風体について;高野山と三社祭 ほか)
4 体重〇.五トンの男(胃の中は「外」である;電子書籍と秘密新聞 ほか)
5 問題は「ダシ」なのである(問題は「ダシ」なのである;ドーナツ化する田舎度 ほか)
著者等紹介
椎名誠[シイナマコト]
1944年6月東京都生まれ。東京写真大学中退。「本の雑誌」編集長。世界の辺境地区への旅をライフワークにしている。1979年、エッセイ『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。88年『犬の系譜』で第10回吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で第11回日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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