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集英社文庫
欧亜純白―ユーラシアホワイト〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 670p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087450422
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ノンストップ、怒濤の超大作!
ヨーロッパ、アジアのドラッグルートに、異変が相次ぐ! その鍵
を握るのが謎の黒幕「ホワイト・タイガー」。ユーラシア大陸を舞
台に、日米潜入捜査官の苛烈な闘いが幕を開ける――。

内容説明

香港の中国返還目前の1997年。中国本土を経て香港からアメリカへと運び出されるヘロイン(チャイナホワイト)の流通が激減する異常事態に陥った。新規ルート開拓に旅立ったニューヨークのシチリアマフィアの顧問弁護士を追って、連邦司法省麻薬取締局(DEA)捜査官ベリコフはロシアに飛ぶ。新宿で潜入捜査中に同僚を射殺され、麻薬取締官三崎は自らも瀕死の重傷を負う―傑作巨編、怒涛の上巻。

著者等紹介

大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956年名古屋生まれ。79年『感傷の街角』で第1回小説推理新人賞、91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞、第44回日本推理作家協会賞、93年『新宿鮫 無間人形』で第110回直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞を受賞。10年第14回日本ミステリ文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大地

16
600ページを超えるボリュームに読むことをためらっていたが、読み始めるとドンドン引き込まれていく。登場人物が少し多く、関係性を整理しながら読む必要はある。しかし、このボリュームをぐいぐい読ませる、著者はさすがと感じます。2014/07/31

ブラックジャケット

12
グローバリゼーションとは無縁の島国根性で大人になった私だが、世界狭しとビリヤードの球のようなミステリは食指が動く。しかも分厚い上下巻、作者は鮫の大沢。時は香港返還の一九九七年、麻薬マーケットも大きく動いた年だ。米国DEAのベリコフが一つのカード、もう一つのカードは厚生省の麻薬取締官の三崎。ダイナミックな構図の中で、日米の捜査官が動く。三崎の方は、麻薬取締の捜査の中で、相棒を失う事故。台湾人の地下銀行の徐に助けられ、地下に潜る。あぶり出されるのが世界マーケットを再編するホワイトタイガーの存在。行くぞ下巻。 2020/08/04

ロッシーニ@めざせ正社員

12
人間関係を整理するのが少々難しいですね。はたして、「ホワイトタイガー」の正体は?下巻に続く!2013/05/29

YONDA

8
発売されてから強く読みたいと思っていた一冊。「新宿鮫Ⅹ・絆回廊」以来の大沢作品ですが期待通りの面白さです。日本とアメリカふたりの麻薬捜査官。「ホワイトタイガー」を中心に別々の道を辿ってきたのだが、ついに交差しひとつのチームとなった。そして、もう一人の人物がこのチームに加わるのか!と、言うところで上巻は終わる。「ホワイトタイガー」はどんな登場をするのか、チームはどうなるのか、下巻が楽しみである。2014/11/25

room

7
麻薬取締官、警察、CIA、DEA、台湾人華僑、中国人マフィア、ロシアマフィア、シチリアマフィア、広域暴力団…登場人物が多過ぎる。ユーラシア大陸全域と日本、アメリカを舞台とした広大なスケール、そして670ページに渡るボリューム。ハードボイルドでなければ絶対に飽きる。まだこれで半分…で?おもしろい!2013/09/12

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