出版社内容情報
貴重な絵葉書で巡る幻の帝都、なつかしの東京散歩
今は失われた戦前、戦後の東京のモダン建築群となつかしき風景。その図像を貴重な絵葉書の写真で紹介。失われた東京の風景の美を蘇らせる。レトロでありながら、新しい美しさを感じさせる必見の一冊。
内容説明
戦前から戦後、昭和三十年代にかけての東京のモダン建築群と古きよき風景。往時の絵葉書に遺る、今は失われた光景の美しさを貴重なコレクションで紹介。銀座、日本橋、上野、浅草、羽田などの街並みや、夜景、鉄道、遊覧バスにまつわる趣きのあるエリアを十四の景観別にまとめた。レトロでありながら新しい美しさを感じさせる幻の帝都、なつかしの東京散歩。計二百三十点余、オールカラーで辿る美的時間旅行への誘い。
目次
遊覧案内
序景 復興
第１景 銀座
第２景 夜景
第３景 日本橋
第４景 祝祭
第５景 丸の内、日比谷
第６景 鉄道と市電（都電）
第７景 上野
第８景 遊覧バス
第９章 浅草
第１０景 東京タワー
第１１景 新宿、渋谷
第１２景 羽田
終景 空から見た東京
著者等紹介
生田誠［イクタマコト］
１９５７年、京都市生まれ。絵葉書研究家。東京大学文学部美術史学専修課程修了。元産経新聞社記者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
15
微妙に覚えている近過去なので、思い入れがある。2023/03/23
ふろんた
4
★★★2018/11/05
Takashi Edamoto
1
内容的には薄い、と言わざるを得ないが、震災後～戦後までのビジュアル資料、雰囲気を掴むための資料としては秀逸。 これを起点に、その時代のその土地の資料を漁りたくなる本である。2015/11/09
marua
1
絵葉書と地図の採録というアプローチがよい。たのしい。古い銀座のネオンを集めただけの絵葉書がなんであんなに素敵なんだろね。下町散歩のおともにしたい1冊。2015/08/05
はち
1
昨日帰りに読んだ本。何と私好みの本だろうか。戦前戦後の東京を絵はがきで旅する。シュールでわけのわからない時代の東京を楽しめる。2012/08/09
