内容説明
19世紀半ばのパリ大改造、万博の時代、カルティエ、ルイ・ヴィトンの創業、クチュリエの祖ウォルトの活躍をへて、20世紀ファッションは花開く。ランバン、シャネル、ディオール、そしてサンローランへとクチュリエの歴史は受け継がれ、パリ、ロンドン、ニューヨークを中心に、ファッションはその時々の暮らし、文化、芸術と共鳴しながら常にトレンドを生み続けてきた。ファッションはどこから生まれどこへ向かっていくのか?ファッションの20世紀を俯瞰しながら、カルチャー・アーカイブとしても貴重な一冊である。
目次
一八五三年の物語 ノートルダムの祝祭
一八七五年の物語 ショゼダンタンの四つの石像
一九〇〇年の物語 シャトレの歓声
一九二一年の物語 エッフェルの電波
一九三五年の物語 ル・アーブルの船影
一九四四年の物語 リヴォリの花束
一九六三年の物語 ナシオンの遠雷
一九七三年の物語 クレベール大通りの大広間
一九八五年の物語 ルーヴル中庭のテント
一九九一年の物語 プランタン百貨店の金属探知器
著者等紹介
横田一敏[ヨコタカズトシ]
1955年生まれ。青山学院大学卒業。流行通信社入社後、海外プレタポルテ、オートクチュールコレクション取材のエキスパートとして「WWDジャパン」、「FASHION NEWS」、「流行通信」編集長を歴任。同社退社後、横田事務所設立。新聞雑誌編集企画、TV番組企画をはじめ、ファッション・ジャーナリストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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