集英社新書ヴィジュアル版<br> 直筆で読む「坊っちやん」

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集英社新書ヴィジュアル版
直筆で読む「坊っちやん」

  • 夏目 漱石【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 集英社(2007/10発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 394p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087204148
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

漱石はこんな字を書いていた!
漱石の生原稿をカラーで再現。

漱石先生、「漢字検定」は不合格ぞなもし!? 誤字・脱字・癖字・・・臨場感あふれる読み応え!
生誕140周年の今年、新書版で初登場! 文豪漱石の青春小説の傑作、直筆原稿全150枚を一挙収録!
<同時収録>
●夏目房之介氏のエッセイ「読めなかった祖父の直筆原稿」
●『漱石全集』(岩波書店)に携わった秋山豊氏の解説「自筆原稿を『読む』たのしみ」

内容説明

本書は、漱石が四〇歳の時に三週間で書き上げたといわれる青春小説の傑作「坊っちやん」の直筆原稿を写真版で完全収録したものである。漱石が原稿用紙に書いたままの「肉筆」で、書き始めから終わりまですべて読むことができる。この種の「復刻物」は今までも研究者や一部マニアの間では流布していたものの、新書版で登場するのはこれが初めてである。手書き文字を書いたり読んだりする機会が減ってきたこういう時代だからこそ、当時最高の知識人が自らペンを執り書き綴った直筆原稿にじっくり接して、いろいろな読み方・楽しみ方を見つけて欲しい。岩波版「漱石全集」の元編集者・秋山豊氏による直筆の味わい方・解読の手引きと、漱石の孫・夏目房之介氏のエッセイも掲載。

目次

自筆原稿を「読む」たのしみ(秋山豊)
直筆「坊っちやん」(夏目漱石)
読めなかった祖父の直筆原稿(夏目房之介)

著者等紹介

夏目漱石[ナツメソウセキ]
1867(慶応3)年生まれ。小説家。93(明治26)年、東京帝国大学英文科卒。「坊っちゃん」の舞台になった松山中学他での教職・イギリス留学を経て、1905年『吾輩は猫である』でデビュー。07年、東京朝日新聞に入社後、『虞美人草』を発表。以後の小説は、絶筆の『明暗』まで全て朝日新聞に掲載。16(大正5)年没、享年五〇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ばりぼー

62
ごく一部の研究者しか見ることのできなかった文豪の自筆原稿を見られるなんて、凄い企画です!誤字脱字などはご愛嬌、独特の当て字にも哲学があり、一字一句にまでこだわり抜いた漱石の思考の跡を辿ることで夢のように楽しい時間を過ごすことができました。ワープロ原稿が主流となった現代作家では、こんな企画は絶対無理でしょうね。「生原稿を直接読むということは、編集者や印刷所の手の加わった本文(たとえその手入れが善意に基づくものであっても)から漱石を奪い返す行為なのである」という解説が、大袈裟ではないことがわかります。2015/11/03

紫苑@低浮上

10
図書館。坊っちゃんは岩波文庫で何度も読んだけれど、書道や変体仮名なんかの素養がまったくないので(高校でも芸術は音楽選択)これには難儀した。まさに「読破」という気分。漱石の孫の夏目房之介氏によるあとがき(というか)も面白かった。安部公房の自筆原稿を垣間見られて少し得した気分。余談なのだが漱石を読むといつも文体というか口調が無意識に似てくる(今は抑えているつもり)。2015/12/08

禿頭王

1
生原稿を読んで何か面白いことがあるのかと半信半疑でしたが、これが予想外に面白い。訂正前と訂正後を見比べて読むと、例えば「今だに親指は健在である」を「今だに親指は手に付いて居る」と改めていますが、訂正後の方が辛うじてという印象が強まります。こういった言葉の一つ一つを吟味する漱石の繊細な言語感覚に驚くばかりです。文豪もこれだけ文章を書き直すのだから、自分が文章を書く時はもっと気をつけないといけないなと思いました。2020/04/21

ゆい

1
本の新しい楽しみ方を教えてくれた本。松山東高(元松山中学)を卒業した私としては、やはりそこに勤務していた先生の、松山を描いた作品を読まざるを得ない(笑)小中学生の頃に読んだことはあったけど、ほとんど印象にも残らなかった『坊ちゃん』を、こんな新しい形で読めるとはなんとも面白かった。漱石の、文字や表現へのこだわり、癖、読み手への配慮、初めて知る作品の裏に、興味をもった。今や手書き文字を読む機会はほとんどなくなってしまったけど、やっぱり『手書き』を大切にしたいなぁ。。ひさしぶりに手紙でも書くか。2011/11/06

Abdiel

1
夏目漱石の『坊っちゃん』の直筆原稿を写真に撮って新書に収めた物。変体仮名や略字が多く読みにくいのだが、冒頭に変体仮名早見表が付いていたり脚注が付いていたりするので、慣れると読めるようになってくる。とはいえ、どうしても読めない字もあったが。改めて読んでみて、お爺さんが朗読しているような口調を感じた。岩波少年文庫の『坊っちゃん』を持っているので、私が読んだのはおそらく小学校5、6年だろう。しかし、あまりしっかりとした感想を持った覚えが無い。おそらく、当時の私には読むのが精一杯だったのだろう。2008/08/22

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