内容説明
身の回りの意外なものが「フランス生まれ」だった!映画、カメラ、ネオンサインに点字から、ブラジャーや貞操帯まで…。パリを第二の故郷とする著者が、フランスに起源を持つものとその歴史、現在の使われ方などを軽妙な文章で紹介。もちろんおなじみ世界的ブランドのルーツや、グルメの蘊蓄ばなしもたっぷり。そしてフランス生まれの品々の向こうに見えるのは、フランス人という世にも面白い人びとの生き方なのだ。六十八本の小さな物語から、フランスの暮らしを覗いてみよう。
目次
第1章 食
第2章 ファッション
第3章 暮らし
第4章 アートと文化
第5章 科学と発明
第6章 お楽しみ
著者等紹介
早川雅水[ハヤカワマサミ]
東京生まれ。星城大学教授。パリ大学学術・教育評議員。エッセイスト。慶応義塾大学法学部卒、同大学院修士課程(国文学専攻)を経て、博士課程修了。1972年、パリ大学附属国立東洋言語文化研究所研究員として渡仏。以来91年まで同研究所の専任教員。専門は、日仏比較文化、フランス語など
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感想・レビュー
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sou
1
クロワッサン、マヨネーズ、ベレー帽も。フランス生まれだと知らない物も多かったです。読み進めるとフランス人の気質が浮かび上がってきます。読んでいたら、食べたり観たりしたくなってきました。2017/11/30
Honey
0
”意外にも”のオンパレード。楽しく雑学&プチ文化史のお勉強になった気がしました♪2014/02/17
kei
0
平易で軽く、少しだけアカデミックな読み物。 デニムってアメリカが生み出した生地だとばかり思っていたけど、フランス生まれだったとは。なんでもド・ニーム地方の特産品だったのだとか。 また、様式の特徴や変遷の項は面白かった。図版か写真があればさらに良かったんだけどな。 2012/08/18
ぴかてう
0
仏の国2012/05/07
AA
0
なるほど!というものから意外なものまで。「フランス生まれ」なものを紹介している本。飽きることなく最後まで読み終えることができた。