集英社新書<br> 大学サバイバル―再生への選択

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集英社新書
大学サバイバル―再生への選択

  • 古沢 由紀子【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 集英社(2001/12発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087201222
  • NDC分類 377.21
  • Cコード C0237

内容説明

少子化に伴い二〇〇九年には、大学・短大「全入時代」がやってくる。今や定員割れは当たり前。大学の倒産も現実味をおびつつある。さらに企業など社会が大学に向ける目も厳しくなっており、若者のモラトリアムとしての大学は消滅し、中身の充実が求められている。大学間競争の激化、統合再編など「生き残り」をかけた動きも急だ。国立大学の「法人化」も間近に迫る。いままでの常識では考えられなかった状況に、大学はさらされている。大学はどこへ行こうとしているのか。変貌する大学の姿を、現場の新聞記者が多面的に解説する。

目次

第1章 学生が集まらない!
第2章 「学力低下」を考える
第3章 変わる学生気質
第4章 揺らぐ「基盤」
第5章 国立大学は変われるか
第6章 合従連衡の時代
第7章 岐路に立つ短大・女子大
第8章 多様化する学びの形
第9章 早慶戦・番外編
第10章 サバイバルに向けて

著者等紹介

古沢由紀子[フルサワユキコ]
1965年生まれ。読売新聞社会部記者。87年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、読売新聞入社。大学だけでなく初等中等教育も含め、教育問題全般をカバーしながら、取材を重ねる。98年から2000年まで文部省担当。社会部教育担当として新学習指導要領の実施や、大学改革など、変革期にある「教育」を様々な角度から検証している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

24
2001年初版。18歳人口が減る中入学者集めに苦労する学校、ゆとり教育導入後の誤算など、すでに考えたり読んでいたりすることも多かった。この時点でネット大学の可能性について触れているのには少し驚いた。好きなときに大学に行き、好きなときに学べるというのがこれからのライフスタイルの理想だ。勉強とは本来楽しくて能動的なものだと思うのです。 2014/07/31

okanotomokazu

4
ちょうど国立大学法人が設立されるタイミングで書かれたものなので、当時の問題意識、展望などが伝わってくる。その後、どうなったかを比較すると、さらに勉強になる。 少子化、学力低下などの大学を取り巻く環境はいまも全く同じ。その中で大学自身がどう変革し、対処していくか。 その改革は、「大学が何を目指すか」、「どういう学生を育てるのか」という価値観に貫かれていなくてはならない。枠組みを変えるだけでは、本当に魅力ある大学にはならないだろう。 私立大学も国立大学も、サバイバルの時代。小手先の戦術ではなく、理念が必要だ。2012/04/17

ミツ

3
社会部教育担当の新聞記者による、変動する日本の大学状況を記した著作。 ちょうど10年前の2001年、小泉内閣による改革が行われた年に書かれており多少古いが、多くは今現在でも十分に当て嵌まる状況であり、また今現在の大学状況を巡る諸制度がどのような背景から来ているのか知ることが出来た。 四年制大学だけでなく短大や専門学校についても触れられ、ゆとり教育や学生の気質、国立大学法人化、大学統合、女子大などについて論じられた後、著者自身による展望が語られる。2011/02/07

Shinya Naito

2
20年以上前に読んだ本を再読か? 本書は、2001年に発行されているので、20年以上前の内容だが、20年経た今、少子化にともう大学経営の問題は、すべて2000年を起点に始まっていることが良くわかり、書かれている内容が意外と古い感じがしない。20年たった今、少子化トレンドに逆らって、大学を増やすことを許し続けてきた文部(科学)省が、ようやく大学の再編や撤退の促進策を探るようになってきた。大学は、今後の再生ビジネスの大きな対象になると感じた。人口統計トレンドを無視したビジネスは続かないと痛感。2023/09/25

Naota_t

2
★3.2 大学全入時代を迎え、読売新聞記者がその背景を検証する。今や多くの大学は定員割れが当たり前。18歳人口が減少しているにも関わらず、大学は増える矛盾。各大学も方向を探ってはいるが、奈良女子大学が共学化しない理由の一つに、進路の教員枠に男性が入って女性の枠が狭まるから、というのは苦笑しかない。何のために大学に行くのか、社会はなぜ大学を必要としているのか、人生と社会を真に豊かにするために大学に何ができるのか、何のために存在しているのかを示せない限り淘汰されても仕方がないと思うし、そうすべきだと思う。2020/08/10

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