内容説明
情報整理の本を書かないか、という編集者に対して著者が提案したのは、読者のための発想法の本だった。「情報をどう扱うかということは、発想のためにはどんな情報をもとめるべきかということと切り離せない」はずだ。それは情報を「捨てる!」ことで解決するわけではない。こう考える著者は「発想の壁」を突破する方法として日頃利用している発想法を本書のなかで実践してみせる。「直感の技術」すなわち「偶然という未知のシステム」を意識し、上手に利用することが、閉塞時代の扉を開ける「鍵」なのだ、と。
目次
第1章 情報は整理してはダメ
第2章 偶然の力
第3章 アイデア発想法
第4章 イメージ発想のテクニック
第5章 クリエイティブとはどのようなことか
第6章 映画の発想と情報の未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
20
手塚氏がすごく表現法にこだわりをお持ちなのだということがわかった。インターネットを安易に使用しないなど反省させられる点もあったものの、テレビ、ラジオはほぼ使用しない、など私などからしてみれば極端だと思ってしまうところもあった。どこまで自分らしくこだわりを押し通せるかということについて考えさせられた。2014/08/16
だいこ
0
言葉による情報から浮かぶイメージを、絵や具体的なキーワードで描きとめ、大きなイメージが固まるまで待つ2009/01/04
柿の種
0
昔読んだ本を登録しています。2024/04/23