集英社新書
麻薬取締官

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087200515
  • NDC分類 368.8
  • Cコード C0236

内容説明

「麻薬取締官」あるいは「麻薬Gメン」という職業の人たちがいることは、誰でも知っていると思うが、実際に会ったことのある人は少ない。大きな事犯をあげても、けっして報道陣の前には姿を現すことがないからだ。彼らは厚生省の職員で、行政官である。文明の発達に伴い、麻薬事犯は巧妙化してきた。覚せい剤乱用も、増加の一途をたどってきた。世界の麻薬汚染の濁流は、日本にも押しよせ始めている。捜査機関はその対策に懸命である。活躍する麻薬取締官の仕事、そして麻薬の恐怖を語る。

目次

第1部 麻薬取締官と規制薬物(麻薬取締官の組織の概略;薬物乱用;薬物乱用取締りの実際;医療用麻薬類の流通の監視;中毒者対策;相談窓口;薬物乱用防止活動)
第2部 医療用麻薬

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

12
麻薬の依存症は非常に強いものである.自分だけは大丈夫,一回大家なら大丈夫,そう思って手を出してしまえば,結果的に人生を棒にふることになり得る.一度依存症になったら,自分一人で抜け出すことはほぼ不可能である.そのようなときには,相談をして助けを求めることが大切である.2011/12/24

アイネット

5
専門用語がたくさんあってよかった。勉強になる。実際にあった事件の事例も興味深い。かなり有名なアーティスト絡みの事件もあっていいトリビアになりました。 2017/05/14

あきぴー@武蔵国

1
高知なんちゃらが麻薬取締官に逮捕されたけど、「麻取って何?」と思って読んだわけではない。某ゲームに使えるかと思ったけど、インパクトが弱い。と言うよりも、現役医師として真面目に書きすぎ。(著者は、麻薬取締官→主婦→医師という変わった経歴の持ち主)新書だから仕方ないと思いますが、一般的内容で知ってる人にとっては今さら感がある。評価:★★★☆☆2016/08/05

いのふみ

1
守備範囲が広く、わかりやすい。2014/09/29

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