内容説明
俺の名は如月明。職業は探偵。実は俺には、人に言えないもうひとつの顔がある。それは、俺が吸血鬼であるということだ。しかし。なぜかこの秘密が、女子高生の美鈴にバレてしまった。おまけに、とんでもない事件には巻き込まれるし、俺の華麗なる吸血鬼ライフは、すっかり台無しだぜ。不死身のニューバイオレンス・アクション、ここに登場。第1回少年ジャンプ小説・NF大賞特別奨励賞受賞作。
感想・レビュー
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爺
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中学生の頃に読んだ作品。実家に残してあった本をまとめて送ってもらった中に入っており、懐かしくなって再読。当時も安易だなぁ、と思っていた作品だが、再読しても印象は同じ(笑)。主人公が吸血鬼で探偵で、名前が如月明。平井和正のアダルトウルフガイ(主人公が狼男でトップ屋で、名前が犬神明)の影響を受けているのが分かりやすすぎる。本家を100倍希釈してバブル風味を加えた印象。血を飲ませると不死身が一時伝染する設定も、都合よく引用してるし。叶恭弘の絵がまだ拙くて古いのも懐かしい。久しぶりに全7巻読んでみようかな(笑)。2015/03/18
zoma
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叶先生の絵が好きで、夢中になって読んでた思い出があります。