集英社be文庫
私を救う医者はどこ?―よろず相談クリニック 13のエピソード

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  • サイズ 文庫判/ページ数 207p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086501439
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0195

内容説明

三人の医師が集まって小さなクリニックを開業した。そこはどんな治療を受けるべきか迷う人や、決断に悩む人をサポートするよろず相談所。三人の医師と患者たちの物語を通して、最新の治療法や日本の医療の問題点が見えてきます。

目次

医療判断学事始―まえがきにかえて
大丈夫と言える医者―心筋梗塞の場合
誕生日の不幸―乳がんの場合
よろず相談クリニック―はぐれもの三人の医師
患者様1名様ごあんな~い―理想と現実
「お得意様倶楽部」設立―民間の侍医を目指して
知らぬが仏―脳動脈瘤の場合
検査へのためらい―前立腺がんの場合
甘えか病気か―子どものうつ病の場合
医師を評価する―三医師の学生時代のエピソードから
後の祭り―決断する事の重み
医局の功罪―なぜ大学を辞めて開業か?
運命を受け入れる子供―二人の白血病患者の場合
さよなら邪告―患者と医師 理想の関係を探して

著者等紹介

寺下謙三[テラシタケンゾウ]
内科医。心療内科医。専門は医療判断学、心理医学。東京大学医学部卒業。現在、寺下医学事務所において、民間版侍医サービス「主侍医倶楽部」及び「法人主侍医」を提供。これらは優秀なドクターを一般診療以外の場でも活躍できるようプロデュースするもの。慶應義塾大学医学部薬理学教室において1996年より2006年まで、「医療判断学」の特別講義を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。