出版社内容情報
2011年3月11日を経て暮らし・生き方などそれまでの価値観を見つめ直した山下和美。「数寄」への想いをより一層深める中で順調に建築工事は進み、ついに数奇屋完成の日を迎える…!! 著者初のエッセイコミック、激動の最終巻!!
描き下ろしおまけ漫画 山下和美
山下 和美[ヤマシタカズミ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まろんぱぱ♪
56
あの日3.11の話の巻です。山下先生の震災ショックと自宅の完成が目前と重なり、右往左往していたことが描かれます。あれ以降、心が萎縮した!って分かります。日本の誰もが傷付き心を痛めた3.11。けれども、プロたちに囲まれて、徐々に自信と自分を取り戻すプロセスが丁寧に描かれています。引っ越しのあとの、あの豪華ゲストの(笑)御披露目いいなあ(笑)モーニング編集長の「古ぼけるな」、よいアドバイザーが支えてくれています。数寄屋で、日本人の文化の原点が見えてきます。そうそう神棚は大事ですよ(ФωФ)早く次が見たいです。2016/07/10
栄吉
2
★★☆☆☆(全巻ちまちま読み)職人さんは素晴らしい!和の文化に惹かれる。ただ、作者さんのマイナスの感情が読むのに辛かった・・・2016/06/24
まりこ
1
天井の網代編み、唐紙がいいな。木もいい。日本の伝統技術が凄い。税金が凄くて完成前に引っ越し、大変。2016/06/25
ナナシ
0
モーニング編集長の名言がいいな…。嶽本野ばらだったかでも自分のセンスの衰える事は仕方ないが、それに気付ける人間でありたいといった旨の台詞があった気がする。この本を母に貸したら叔母に又貸しされて戻ってこない。2017/12/07
Eri
0
下地窓や網代編みのところ、こうやって技術は受け継がれていくんだなーと思いました。 中庭にしだれ桜が咲いているなんて、とてもステキ!!2021/04/17