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集英社文庫
狂四郎2030 〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784086191975
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aster

27
良い漫画。エログロとかインモラルとかありきたりな修辞付けて作品の価値をボヤけさせるような言葉は一切無視しろ。「○○だけど良い」こういう言説が自分は嫌いです。あと関係ないですが中古で買ったらタバコ臭くてめちゃくちゃ嫌な気分になったので、タバコが嫌いになりました。2021/03/03

しょむ研(水野松太朗)†選挙マニア!?

9
遺伝子で全てが決められてしまう全体主義国家となった日本で展開される、近未来SFラヴストーリー。ディストピアで繰り返される理不尽な差別や殺戮の数々に、人間の業の深さを考えさせられる。徳弘氏御得意の下ネタギャグはいつも通り。2016/04/20

ワダマコト

8
20XX年、世界は核の炎につつまれた。と同じ世界観でありながら、ビッグブラザー的監視社会でもある世界。一般階級の男女は隔離され、特権階級のみが現代日本と同じ生活レベルを保つ世界。今日の平和な毎日があるのは、何によるものなのかを問いかけるSF漫画(下ネタ要素あり)。2015/09/20

ゆーざき

3
本作の一番のギミックは「バーチャSEX」で、デジタルに未来を見ていた当時の空気感をうまーく反映している。第三次世界大戦後、国家によって管理された男女隔離政策と「バーチャSEX」に人々は耽溺し家畜に成り果てている。面白いのは「バーチャSEX」によって男はオナホの要領で果てることが可能なのに対し、女は自らで慰めなければいけないという不平等設定。アダルト産業の発展で恩恵を受けるのは2030年になっても男側なのだ。戦争という大掛かりな仕掛けが無くても「バーチャSEX」の如く家畜に堕しているのは悲しい未来だ。2012/07/14

42sokonai

2
・終盤はずっと泣いてた・読んでる間途中からずっと苦しかった

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