感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
54
荒木飛呂彦ワールドは初期から成立していたんだなと改めて感じる。口上は『岸部露伴は動かない』の導入、その韻を踏んだ言葉はJOJOの名台詞を、ビーティと公一君のビジュアルは劇画化していないディオとジョナサン、関係性は露伴先生と康一君を彷彿させるからだ。もっとも公一君を見る度、どうしても食べ掛けのチョコに貪りつくすジョナサンのイメージが脳裏をチラついてしまうが(笑)良心が痛みつつも危機に陥るビーティを見捨てない公一君と彼との友情を大切にするビーティの関係は素敵だ。そして好きな女の子に関しては紳士的でシャイなのも2023/09/14
HIRO1970
20
⭐️⭐️⭐️図書館本。2015/03/21
うめ
18
普通に面白い。続きが読みたいくらい。だけど当時にこれは、アウトだったんだなー。確かに真似とかしたくなるものね。荒木さんは、時代を先取りしてる!2016/04/20
クククワワワワククワガタ
13
あとがきにあるように悪のように見えるけど正義と友情を貫いている主人公ビーティーが魅力的。しかし敵の大人の登場人物がロクでもなさすぎる2016/09/11
0607xxx
12
ちょっとしたトリックを使い、不思議な雰囲気を漂わす主人公のビーティ―。ダークヒーローでちょっとした影もあり、今では連載不可能な内容かと思うが、十分面白い。ジョジョにも通ずるものもあり、短期連載で終わったのが残念。普通に続きが読みたい。2017/09/12