感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GaGa
33
澤村栄治は巨人14番の永久欠番としても知られる名投手。カージナルスとの入団契約に署名してしまったことには驚いた。むしろそのまま入団していれば彼の未来も変わっていたことだろう。後は映画監督川島雄三と、小説「大地」の著者島田清次郎の話。川島編では今村監督も後悔していたのかな。島清は早すぎた天才といったところだろうか。2013/01/15
Motomi Kojima
6
初読時も思ったが島田清次郎の「地上」を読みたい。沢村栄治は伝説かな。子供の頃は憧れていた。2016/03/20
澤水月
6
「島田清次郎 誰にも愛されなかった男」読了を受け、漫画化されていたことを知り古書取り寄せ。人気作家感、貧民への共感(とハングリー精神)がより強く洋行も大成功だけだったように(実際は言葉に難儀したり女性問題起こしたり…)描かれており、転落(発病)までの一気墜落表現が急激だが漫画としてのドラマ組み立てのためだろう。かなり忠実に漫画化されていたし発病後の作品が含まれているのも意外だった。沢村栄治がそんなに昔の人で大リーガーと互角に戦っていたと知らず、川島雄三も詳細知らず。このシリーズ面白い、他も読みたい2013/09/29
すしな
3
045-19.やっぱインパクトがあったのは島田清次郎でした。ゴーマニズム宣言の小林よしのりとか自分でゆうほど傲慢ではないですが、この本の内容が本当ならこの方は相当ぶっ飛んでますね。プリズンホテルの木戸孝之助が実在したらこんな感じかなぁと思いました。あと、川島雄三ですが、出身が青森下北ということで恐山がやっぱりシンボルなんだなぁと。寺山修司もその辺ですからそういう土壌があるんですかね。2019/04/02
yk
3
3人出てきて3人ともとんでもないな。島田清次郎はぶっとびすぎだ。作品と作家は別として考えたほうがよいのかもしれない。2017/12/18