内容説明
時間になって、新聞部プレゼンツ『次期薔薇さまのお宝探し大会』はゲームセット。由乃の黄色いカードは二年連続で田沼ちさとが発見!志摩子の白いカードは見つけられず、不在者チャンスから当選者を選ぶことに。問題は、祐巳が自分のお尻の下に隠していた紅いカード。発見者は、「お立ちなさい」と言った祥子か、薔薇の館にちょうど飛び込んできた瞳子か!?また祐巳の妹問題の決着は。
著者等紹介
今野緒雪[コンノオユキ]
1965年6月2日、東京生まれ。『夢の宮―竜のみた夢』で1993年上期コバルト・ノベル大賞、コバルト読者大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kitten
12
マリみて再読。27巻は、怒涛の展開になったバレンタインイベントの続きから、ご褒美デートまで。白薔薇、黄薔薇が、とちらも昨年と同じコースをリベンジするのに、全く違うところに連れて行かれる祐巳。今回で瞳子の抱えていたものがようやく全て明らかになる。どれだけ離れても、垣根を作っても平気でぶち壊してくる怪獣のような祐巳。しかも、本人は天然なんだから、すごい子だ。表も裏もない、健全なデートをしてた黄薔薇組が一番よかった。この二人、もう完全に友達だよね。田沼さん、ここまでのキャラに成長するとは。2021/10/03
紅
11
電子書籍にて読了。バレンタイン企画の副賞であるデートのお話。由乃&ちさとのデートに笑った。彼女らは似た者で、良い友だち関係だなあ、と。瞳子ちゃんはとうとう心のドアを開き、祐巳を中に入れた。とうとう姉妹になるのかとわくわくしたけれど、それは次巻へのおあずけ。儀式をする二人がはやく見たい。2014/05/17
幸音
11
宝探しゲームの結果発表と半日デートの回。志摩子さんのカードの隠し場所は予想せずに読んだので、参加者と同じ目線で楽しめた。由乃さんとちさとさんのデートは何だかんだで楽しそうな様子。映画やお弁当のくだりとか。それにしてもちさとさん、2年連続でカードゲットするなんて。黄薔薇に縁があるのかな。志摩子さんと1年生のデートの顛末が面白かった。祐巳と瞳子のデートは、ようやく瞳子が祐巳に対して扉を開けて第一歩を踏み込めた感じ。瞳子を包み込む姿から既に姉として自覚してる様子が感じられた。祐巳は大人になったなぁ。2013/11/14
葵@晴読雨読
9
祐巳と由乃と志摩子のデート模様がかかれた一冊!それぞれ、“終わりよければ全て良し”でまとまっていますね♪♪ 祐巳と瞳子は良かったね♪♪(*^□^*)とおもいました★2013/07/06
苗@中学3年生になりました
7
ついにここまでたどりついたんかーって感じ。2017/12/16