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コバルト文庫
ねじまき博士と迷い猫

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086007726
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

少年博士のアレックスは、カラクリつくりの天才だが、愛くるしい外見とは裏腹に、人間嫌いの変人で偏屈な性格。研究の邪魔をされるのが何より嫌いだったのに、行方不明の祖父のせいで、森の動物に育てられたリーという野生児をひきとることに。リーが屋敷に来てからというもの、次々起こる大騒動に博士は振り回されてばかり。おまけに博士はリーが実は女の子だとは気づかないままで…。

著者等紹介

樹川さとみ[キカワサトミ]
1967年1月24日、鹿児島県生まれ。佐賀大学教育学部教員養成課程卒業。1988年、第1回ウィングス小説大賞入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

茅瀬

5
再読!博士が愛らしすぎる。野生児も可愛いしホッコリストーリー('-'*)2012/05/20

こんこん

3
背伸びしておとなにならなきゃいけなかった男の子に、風を切ってこどものまま駆けていく女の子。そんな二人が、ゆっくりおとなになっていく話、かな。見守りたいふたり。2010/05/25

あおき

2
コバルトですが、どちらかというとファミリーなお話。野生の動物に育てられた少女が、天才となんとかは紙一重を体現した少年博士に引き取られる。頭でっかちな博士がブンブン振り回されてるのが面白い。2020/05/03

静間

2
少女小説?一巻。変わり者の天才少年博士と、動物に育てられ老学者に引き取られた野生児のお話。/いつも通りのイロモノ登場人物達。それぞれの過去が徐々に明らかになる序章といった感じ。博士の周囲へ向ける不器用なやさしさにほのぼのとする。博士の常識を木っ端みじんにしていくリー。博士の友人オリビエ。カボチャ頭の機械人形。それぞれ欠点があって一人では生きていけない登場人物達。恋愛の「れ」の字すら怪しいこのお話をこうやって面白くまとめられるのはすごいなと思う。まだまだ明らかになっていない過去もあり、次のお話が楽しみ。2013/02/26

ササニシキ

2
大好きな樹川さんの大好きなお話のひとつ!博士はとってもかわいいと思います。2011/12/13

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