内容説明
九麗公司の新参幹部、ヴィヴィアン・ウーファンが、和平公司の二爺と手を組んで、組織の転覆を謀っていた。稼ぎ屋の那智たちにもその片棒を担ぐ仕事が回ってくる。那智は、成功報酬に新市街の居住許可証を要求した。紅蓮公主と一緒に天国へ渡るための手形―だが一方で、九麗公司に拘束される甲斐の身を案じていた。果たして彼らの行く先は…!?緊迫のデッドエンドストーリーついに完結。
著者等紹介
真堂樹[シンドウタツキ]
1月3日生まれ。都内某女子大の文学部卒業。『春王冥府』で第24回コバルト・ノベル大賞受賞
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