アジア人物史〈第4巻〉文化の爛熟と武人の台頭

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アジア人物史〈第4巻〉文化の爛熟と武人の台頭

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  • サイズ 46判/ページ数 632p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784081571048
  • NDC分類 282
  • Cコード C0320

出版社内容情報

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集英社創業95周年記念企画




【総監修】
姜尚中
【編集委員】
青山亨〈東南アジア)・伊東利勝〈東南アジア〉
小松久男〈中央アジア〉・重松伸司<南アジア〉
妹尾達彦<中国>・成田龍一〈日本〉
古井龍介〈南アジア〉・三浦徹<西アジア〉
村田雄二郎<中国・李成市〈朝鮮半島〉
【装丁】
水戸部功
【カバーイラスト】
荒木飛呂彦


「アジア」と名指される広大な領域を、東西南北、古代から21世紀へと、縦横無尽に駆けめぐる。
現代のアジア史研究の第一人者である編集委員たちと、東洋史研究の伝統を継承した人々が、古代から21世紀までを展望し、圧倒的個性を掘り起こす!


編集にあたって 姜尚中 Kang Sang-jung

歴史への興味の根底には、人間への関心がある。
『史記』を「列伝」が支えるように、歴史書に力を吹き込むのも評伝である。 私たちは、誰もが内に持つ自然な好奇心に着目し、有名無名の人々の評伝を積み重ねて描く『アジア人物史』を構想した。
対象とする地域は、東アジア、東南アジア、南アジア、中央アジア、西アジア、 すなわちアジアと名指される領域の全体である。

現代のアジア史研究を代表する編集委員たちが集い、数年がかりで協議を重ね、各エリアの主人公、副主人公、彼らを包み込む人々の連関性を発見し、魅力的な小宇宙を形成していった。

人物選定の際に重視したキーワードは“交流”である。
それは交易や、宗教、思想、芸術の伝播といった平和友好的なものに限らず、略奪、侵略、戦争などの激しい衝突をも含む。また、長い時を超えた“交流”もある。
私たちは、一冊の中に全地域の人物群を万遍なく配し、小宇宙同士を越境的に繋ぎ、 第一巻から最終巻まで概ね時代順に配列した。こうした構成から、縦割りの地域史とは違う“アジア通史”とでもいうべき像が、自ずと浮き彫りになるだろう。
東洋史研究の厚みを継承する人々の力を結集したこの試みが、異なる文化圏、言語圏の読者にも共有される日が来ることを願ってやまない。


【第4巻】文化の爛熟と武人の台頭
藤原道長、白河院、慈円、李子淵、李資謙、ラージャラージャ1世、ジャヤヴァルマン7世、司馬光、徽宗、李清照、朱子、サラディン、崔忠献、他。
「月報」エッセイ・佐藤賢一


第1巻 神話世界と古代帝国
第2巻 世界宗教圏の誕生と割拠する東アジア
第3巻 ユーラシア東西ふたつの帝国
第4巻 文化の爛熟と武人の台頭
第5巻 モンゴル帝国のユーラシア統一
第6巻 ポスト・モンゴル時代の陸と海
第7巻 近世帝国の繁栄とヨーロッパ
第8巻 アジアのかたちの完成
第9巻 激動の国家建設
第10巻 民族解放の夢
第11巻 世界戦争の惨禍を越えて
第12巻 アジアの世紀へ
索引巻

内容説明

歴史を動かす新しい力。身分や出自によらない、能力主義の出現。

目次

第1章 日本における古典的国制・文化の形成
第2章 院政と武士政権―王朝の時代から武家の時代へ
第3章 李子淵から李資謙へ―李子淵系仁州李氏とその時代
第4章 チョーラ朝とバクティ
第5章 東南アジアのインド化最盛期と新しい原理に基づく国家の台頭
第6章 中国史学の構築
第7章 開封の光と影―風流天子徽宗の治世と都市文化
第8章 北宋滅亡の混乱を生きた女性詩人
第9章 近世東アジア思想界の巨人―朱子学の大成者
第10章 多民族を包摂するイスラーム―軍人・ウラマー・スーフィー
第11章 崔忠献と高麗武臣政権の百年