オキナワ 終わらぬ戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 721p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784081570201
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C0393

出版社内容情報

今も続く“琉球処分"。抗う島の文学力。
薩摩の侵入、そしていまなお続く“琉球処分"の現実を、大城立裕・目取真俊・高良勉ら沖縄の代表的作家・詩人の作品を中心に描く。いまも闘い続ける沖縄の真実を、文学の名品が明らかにしてくれた。

著者等紹介

山之口貘[ヤマノクチバク]
1903(明36)・9・11~63(昭38)・7・19沖縄生。県立一中(現・首里高校)中退。31年4月、初めて「改造」に詩「発声」「夢の後」を発表。36年「歴程」同人となる。38年8月、第一詩集「思弁の苑」刊。43年「山河」同人となる。59年4月「定本山之口貘詩集」で高村光太郎賞受賞。63年、沖縄タイムス賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

30
沖縄県立図書館本。沖縄目線の短中編700頁超えのヘビィーな内容にノックアウト。「相手の立場」に立って考えろ、その実践の困難さを実感させられる。徴兵忌避の悲劇の「海鳴り」、戦闘中の壕(ガマ)での疑心暗鬼の「虜囚の哭」、老いた娼婦と少年海兵隊員の交情が切ない「嘉間良心中」、天皇に対する沖縄人の複雑な感情の「平和通りと名付けられた街を歩いて」、エリート官僚から民権運動に身を投じて狂死する謝花昇と海洋博でのひめゆりの塔事件等をコラボする「聖なる夜 聖なる穴」。ぶらぶら沖縄ステイでなくては出会えなかった書かも。  2024/03/17

勝浩1958

3
この書籍のタイトルどおり沖縄では未だに戦争は終わっていないのです。中国の軍事大国化を懸念して日米防衛はこれまで以上に強化されるのでしょうか。そのとき大きな物理的・精神的苦痛を強いられるのは、またもや沖縄であるのです。 すべての日本人はもっと沖縄の歴史を知り、行動しましょう。それは沖縄に対する同情からではなく、同じ日本に暮らす人としての務めであるでしょう。否、と言える勇気。 大城立裕著『カクテル・パーティ』、又吉栄喜著『ギンネム屋敷』、目取真俊著『平和通りと名付けられた街を歩いて』が出色。2013/10/12

和泉花

2
暗く、悲しい歴史。今の沖縄の明るい観光地のイメージからは想像もつかない2021/10/06

jinginakineko

1
琉球処分に始まる沖縄の歴史を描く作品はみな「戦争は悲惨だ」で終わらない。ヤマトは沖縄をどう扱ってきたか、という問いを突きつけてくる。スパイ扱いされた住民が日本軍に殺されてゆく『虜囚の哭』はことに読むのが辛い。 が、被害者である沖縄の人々もまた自らの加害性と向き合う。『カクテル・パーティー』『ギンネム屋敷』で描かれた中国人、朝鮮人に対する意識……純粋に加害者として向き合うには、沖縄の人々の立場は微妙過ぎるし経験は悲惨すぎて、感情はすんなり収まりはしない。それを凝視する作家の凄味に頭を垂れるしかなかった。2023/03/06

白百合爆弾

1
当アンソロジーは、沖縄出身の芥川賞作家三氏によるユニークな視点の、沖縄戦をモチーフにした作品を含む。 当然、物語は戦中・戦後に生きた`普通`の人々。 その孫や曾孫として育てられた私には決して語られなかった生々しい物語や複雑な思いがあった。 沖縄戦、そして沖縄のおじい・おばあに対する私の認識をより深く、より痛く攻撃し、心に血を流させてくれた一冊。2016/01/10

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