戦争の深淵

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  • サイズ B6判/ページ数 729p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784081570126
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C0393

出版社内容情報

戦争が引きずり出した人間の深い闇の奥底
戦争はむき出しの暴力のみではない。戦争文学は戦場、戦闘、殺戮を描くもののみではない。より深く「人々を貶める魔物」──性暴力、生体実験、カニバリズム等。個人や国家の隠蔽を暴く作品群。

著者等紹介

大岡昇平[オオオカショウヘイ]
1909(明42)・3・6~88(昭63)・12・25東京生。京大仏文科卒。29年4月、河上徹太郎、中原中也らと同人誌「白痴群」創刊。44年6月、臨時召集により出征、7月、フィリピン・マニラ着。8月、ミンドロ島サンホセで暗号手の任務に就く。45年1月、マラリアにかかり、山中を彷徨中に米軍の捕虜となる。レイテ島で敗戦、12月帰還。48年2月「俘虜記」を「文学界」に発表。翌年、同作品で横光利一賞受賞。52年2月「野火」(読売文学賞)刊

富士正晴[フジマサハル]
1913(大2)・10・30~87(昭62)・7・15徳島生。旧制三高(現・京大)中退。高校一年の31年11月、奈良に志賀直哉を訪ね、詩人竹内勝太郎を紹介され師事する。32年10月、野間宏、桑原(のち竹之内)静雄と同人誌「三人」創刊。高校中退後、家庭教師、大阪府職員、編集者などの職に就く。44年3月応召、中国に出征。華中より華南の桂林近くまで行軍。江西省南昌市で敗戦。46年5月復員。47年10月、島尾敏雄、林富士馬ら九人で同人誌「VIKING」創刊。51年6月「敗走」を「群像」に、65年2月「徴用老人列伝」を「文学界」に発表。71年、大阪芸術賞受賞

有馬頼義[アリマヨリチカ]
1918(大7)・2・14~80(昭55)・4・15東京生。第一早稲田高等学院(現・早大高等学院)中退。37年9月、初の作品集「崩壊」刊。40年応召、満洲に渡り43年除隊。同年、同盟通信社(現・共同通信社)の記者となる。44年「晴雪賦」で国民演劇脚本情報局賞受賞。45年、戦前農相だった父頼寧が戦犯指定で巣鴨に拘置され、全財産を差し押さえられる。生計のため、ビルのガラス磨きのかたわらカストリ雑誌に小説を書きとばす。54年「終身未決囚」で直木賞受賞

古山高麗雄[フルヤマコマオ]
1920(大9)・8・6~2002(平14)・3・11新義州生。旧制三高(現・京大)中退。1942年10月応召、翌年よりマニラ、マレー、ビルマ、中国雲南省を転戦。44年10月、マラリアで野戦病院に入院、翌年2月退院。プノンペン、サイゴンを経て、5月、ラオスの俘虜収容所に転属、敗戦。46年3月、戦犯容疑で拘置、翌年11月復員。50年から出版社数社を経て、67年「季刊芸術」編集専従となる。69年、初の小説「墓地で」を「季刊芸術」に発表

田村泰次郎[タムラタイジロウ]
1911(明44)・11・30~83(昭5)・11・2三重生。早大仏文科卒。学生時代は主に、評論を「詩と詩論」などに発表。33年5月、坂口安吾、北原武夫、矢田津世子らと同人誌「桜」創刊。36年、武田麟太郎の「人民文庫」執筆グループに加わり、7月から翌年1月まで「大学」を連載。40年5月応召、11月再応召、敗戦まで中国北部を転戦。46年2月復員、帰郷。8月頃上京(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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