イマジネーションの戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 683p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784081570058
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C0393

出版社内容情報

想像力は、戦争をどこまで描けるのか
芥川龍之介による近代文学の古典から、伊藤計劃らの最新エンターテインメントまで収録。作家たちがその想像力の限りを駆使し、どのように「ここにない戦争」を描いてきたのかが俯瞰できる一冊。

著者等紹介

芥川龍之介[アクタガワリュウノスケ]
1892(明25)・3・1~1927(昭2)・7・24東京生。東大英文科卒。卒業後、二年ほど海軍機関学校英語教官を勤める。その後大阪毎日新聞社員。学生時代から小説を書き、1916年、第四次「新思潮」創刊号に発表した「鼻」を夏目漱石が激賞。多数の短編を発表し、芸術至上主義作家と称される。自死(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中玉ケビン砂糖

93
、この巻だけ興味深いラインナップだったので手に取った、「イマジネーションの戦争」という括りが何を意味するのかというと、それはつまり戦争と いうものを今描こうとしたら、我々は資料に基づく「イマジネーション」を最大限に駆使しなければならず、そうあろうとしない書き方はまず不可能だからである、「ギャンブルが成立するには、『見解の相違』がなければならない」という名文句がある、それに絡めて極論を言うと、戦争を最もシンプルに定義づけるとすれば、「ある利権における、見解の不一致による武力行使」と言えると思う2015/04/12

ころりんぱ

46
芥川龍之介の桃太郎から始まり、現代の作家さんまでの想像力を駆使したフィクション。もともとありえない話が苦手なわたし、ぶっ飛んだ設定のものは読むのに難儀しました。そんな中で伊藤計劃さんの作品は初めてでもすんなり読めました。他の作品も読んでみたいと思いました。全20巻の道は遠いけど、これで5冊、4分の1までこぎつけました。2016/07/18

おたま

39
「コレクション戦争✖文学」のシリーズの中でも特異な位置をしめているこの『イマジネーションの戦争』。これまでの戦争文学とは一線を画して、SFやファンタジー的な戦争関連の文学作品を集めた短編集。古くは芥川龍之介や宮沢賢治、内田百閒の幻想文学から、SFの第一世代である安部公房、小松左京、星新一、筒井康隆らを経由し、2000年代に入ってからの伊藤計劃、秋山瑞人、三崎亜紀らの作品まで、実に多彩な19編が収められている。「戦争」というものに対し、体験や見聞からだけではなく、想像力によってその本質に迫る意欲作集。2022/10/08

有理数

24
集英社の叢書「戦争と文学」コレクションの第五巻で、SFや幻想文学、フィクションの視点から戦争を描いた作品を集めたアンソロジー。大変素晴らしく、圧倒的に面白いアンソロジーでした。想像力によって構築した物語によって戦争を切り取り、虚構化して初めて描出できる戦争の真実。ありえないものを映し取ることで、「ありえたかもしれないこと」という恐怖や寂寥、ここにはない「未来/過去」を描き、だからこそ平和で、けれど闘争に満ちた「今」があるという地続きの歴史を描くことができるのでしょう。印象に残った短編はコメントで。2015/12/23

アーちゃん

23
図書館本。元々は伊藤計劃さんの短編「The Indifference Engine」をどれで読むかだったのですが、芥川龍之介を始めとする執筆者の顔ぶれが凄い事と、普段読まないタイプの作家さんの短編があるという事でこちらを借りて読みました。既読は筒井康隆さんの「通いの軍隊」のみ。伊藤計劃さんは勿論の事、他どれも粒ぞろいですが、特に星新一さん「白い服の男」、秋山瑞人さん「おれはミサイル」が面白く読めました。クラフト・エヴィング商會の装丁も良く、お薦めの一冊です。2018/02/23

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