完訳 ファーブル昆虫記〈第3巻 下〉

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完訳 ファーブル昆虫記〈第3巻 下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 400p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784081310067
  • NDC分類 486
  • Cコード C0345

出版社内容情報

ハチは自分が産む卵の性を自由に出来るのか?
ハナバチの一種は草の茎などの空洞に卵を孵す巣を作りますが、大きい巣からは必ず雌が、小さい巣からは必ず雄が出てきます。ハチは卵の性を産み分けている? その謎にファーブルが挑みます。

内容説明

ハチは産む卵の性をなぜ知っているのか?博物学の不朽の名著、画期的な個人完訳版。

目次

12 トガリアナバチ―カマキリを獲物とする狩りバチ
13 クシヒゲゲンセイ―幼虫が捕食性のツチハンミョウの仲間
14 食物の変更―代用食で虫を飼う
15 進化論への一刺し―狩りバチの獲物と適応力
16 蓄える食物の量に、なぜ差があるのか―雌バチには産む卵の性別がわかるのか
17 ツツハナバチ―小部屋の大きさはどのように決まるのか
18 ツツハナバチの小部屋―雌雄の卵が産みつけられる順番
19 ツツハナバチの産卵―卵の性を産み分ける雌
20 ツツハナバチの卵―雌雄の産み分けは、なぜ起こるのか

著者等紹介

ファーブル,ジャン=アンリ・カジミール[ファーブル,ジャン=アンリカジミール][Fabre,Jean‐Henri Casimir]
フランスの博物学者。1823年、南仏ルーエルグ山地のサン=レオンに生まれる。少年時代から生活苦と闘いながら勉学にいそしみ、師範学校に進学。教師になってからも独学で数学、物理学、博物学を学び学士号を取得。昆虫の行動観察に目ざめ、研究論文を次々に発表。55歳のとき、広大な庭をもつセリニャンの家に移住。自らアルマス(荒地)と名づけた自宅兼研究所で昆虫の観察に打ち込む。その前後30年間の記録が『昆虫記』(全10巻)である。1915年、アルマスで永眠

奥本大三郎[オクモトダイサブロウ]
フランス文学者。作家。1944年、大阪市に生まれる。東京大学仏文科卒業、同大学院修了。主な著書に『虫の宇宙誌』(読売文学賞)、『楽しき熱帯』(サントリー学芸賞)、『斑猫の宿』(JTB紀行文学大賞)などがある。ファーブルについての著作も多く、ジュニア版『ファーブル昆虫記』(全8巻、産経児童出版文化賞)などが多くの人に愛読されている。「NPO日本アンリ・ファーブル会」を設立。東京の自宅に昆虫の標本やファーブルの資料を展示する「ファーブル昆虫館」を開館。埼玉大学教授。日本昆虫協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

piro5

2
ハチが卵の性別を産み分ける話など。うーん、まだハチの話が続くのか。進化論への攻撃もしつこいな。2019/04/21

デントシロー

1
なんと多くの蜂が存在する事か、その蜂ごとの生態をつぶさに実証していくファーブルの執念もすごい。この第3巻は特に机上の学説に対する攻撃が過激である。奥本版は昆虫記の各巻が書かれているファーブルの私生活も注釈で説明されているので大変興味深く読める。妻の死、父親の介護などが彼の実証主義者たる昆虫の観察を障害している時期に重なっている。ドイツのミツバチ研究家の未受精卵が雄になるという学説に対する反論も鬼気迫る怒りを感じ、昆虫記を記する気力さえ失ったとする文章で締めくくられており、感情の昂りが強烈に訴えられている。2016/05/05

みこれっと

0
ダーウィンの進化論に対する憎々しげな言葉満載(笑)ですが、そこはファーブル、比喩的表現がおもしろいです。この巻はある種類のハチの卵の生み分けにページを多く割いてます。しかし、本当によく観察しています!ビックリです。2015/06/03

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