こころのクスリＢＯＯＫＳ よくわかる女性のアスペルガー症候群

司馬 理英子【著】

主婦の友社（2019/01発売）

• サイズ B5判／ページ数 127p／高さ 22cm
• 商品コード 9784074316687
• NDC分類 493.76
• Cコード C2047

出版社内容情報

「人づきあいが苦手」「空気が読めない」などの特徴を持つアスペルガーの女性のための本。トラブル解決へのアドバイスも充実。

司馬理英子［シバリエコ］
著・文・その他

内容説明

女性のアスペルガー症候群の人の場合、日常的な人間関係で困ることが多いだけでなく、恋愛、結婚、出産、育児など人生のステージごとに、さまざまな問題やトラブルに出合うことも。女性のアスペルガー症候群についてわかりやすく解説し、トラブル解決へのアドバイスも充実した一冊です。

目次

１　私ってもしかしたら、アスペルガー症候群？―６つのストーリーからわかる特徴（親友ができないＡ子；好きなことにだけ没頭するＢ子　ほか）
２　アスペルガー症候群ってどういうもの？―女性ならではの特徴とは（アスペルガー症候群も含まれる発達障害とは；発達障害は、子どもだけではありません　ほか）
３　アスペルガー症候群の女性のための対応法―トラブルを減らしていくためのスキル（「人づきあいがうまくいかない」という大きな特性について；自分の考えに強いこだわりを持つ　ほか）
４　アスペルガー症候群の治療と支援―生きづらさを楽にするために（はじめに、何に困っているかを整理してみましょう；就職支援制度を活用して仕事を見つける　ほか）

著者等紹介

司馬理英子［シバリエコ］
司馬クリニック院長。精神科医。医学博士。岡山大学医学部卒業、同大学院修了。１９８３年渡米。アメリカで４人の子どもを育てるかたわら、ＡＤＨＤについて研鑽を積む。９７年『のび太・ジャイアン症候群』（主婦の友社）を刊行。同年帰国し、東京都武蔵野市に発達障害専門のクリニックである「司馬クリニック」を開院。子どもと、大人の女性の治療を行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かおりん]

子どもに関わる仕事のため、幼児・児童期の発達障害の知識はそれなりにあるが、大人の生きづらさはどうなのかが分かった。気になる子どもと言われないまま大人になり、診断されることも珍しくないのは、女性は場を読む力とコミュニケーション力が高いから。偏見のない社会、助け合い・思いやりが当たり前にある社会になることを願う。

2019/01/16

[manamuse]

この著者のクリニックも口コミが悪い…。私は積極的奇異型。カッとしやすい。人と関わるのが苦手に見えない。自分の興味には積極的。興味がないことには無関心。自己中。協力や妥協が苦手。攻撃的・衝動的。思ったことを口に出す。行動力はある。笑

2023/08/28

[アルカリオン]

KindleUnlimited 読後の所感。「歯に衣着せぬ物言い」とか「物おじしない態度」というのもアスペルガー特性の一つだよなぁ▼昨今、「マナー講師」が槍玉にあがり「勝手なルールを作るな」「やりたきゃ内輪で勝手にやれ」と批判されることが多いが、アスペルガーの人に欠けているとされる「常識」もそうした「マナー」と大差ないような気もする。結局、多数派の都合に過ぎないというか。で、アスペルガーの人は多数派に合わせることに基本的に価値を感じない、と。

2021/06/12

[塩焼きそば]

図書館本。予約して借りる。 女性だとアスペルガーも症状が違うようだ。 確かに女性特有のコミュニケーションや人間関係はある。 障害があるとやっぱり苦しい。 大人になってからわかる人もいるようだ。

2020/01/04

[のぞみ]

アスペルガー症候群について詳しく解説されていてためになりました。ただ、対策が散発的でちょっとわかりにくかったです。

2022/06/09