もう家には帰らない―さよなら 日本一醜い親への手紙

もう家には帰らない―さよなら 日本一醜い親への手紙

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784073086437
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「親から自由に、家の外へ、21世紀の合い言葉」(作家・村上龍氏)。話題沸騰『日本一醜い親への手紙』続編。子どもからの告発114通。「普通の親」が、子どもを壊す。

内容説明

『日本一醜い親への手紙』の続編。

目次

あなたの思い通り
教師の子
人生が無駄
私の人生
三十歳で家を出た
誰も尊敬できない母
FUCK YOU!
憎む対象が自分自身
幸せが怖い
親を憎むのは辛い〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しいたけ

129
前作に比べマイルドな内容にしたという。衝撃的な内容で読者を煽ることが本書の意図するところではない。また「自分の体験はここまで酷くないから」と虐待を受けた人がその苦しみを低く見積もってしまうことがないよう配慮している。傷ついた人に「甘えるな、強くなれ」と言い放つ社会。怪我に刺激物を塗られた経験を書いた手紙があったが、まさに同じことだと思う。「こう書いているこの瞬間も私の体は痙攣しているのです。いつまでこんな状態が続くのでしょう。私は死にたい。」これに「感謝して生きろ」と檄を飛ばす人の想像力を、私は問いたい。2017/10/03

むさみか

1
この手紙を書けたことは 書いた子どもたちにとっては 大きな意味があったと思うから その点では よかったと思う2014/11/13

あんコ

1
★★★日本一醜い親への手紙・第二弾。自分の親がこうゆう人達でなくて良かった。生々しいよ…虐待された人達の手記だから…。

鈴と空

0
2006年以前

ゆう

0
2017-3冊目。親を愛せない子どもたちの、それでも愛されたいが故に吐き出せない心の声をつづった、親への手紙。読むごとに、とても痛い。親と子のすれ違っている思いに気づかない、ズレた思いのひずみを背負っているのは誰なのか。親子のもつ、切っても切れないと感じるような呪いに縛られて生きていくのは苦しい。切れない苦しさを切り捨てるために手紙を書くにはいいアイデアかもしれない。言葉には力がある。嫌いなものを嫌い、憎いものを憎いと書きなぐることが、”子どもたち”にとって前に進む力となることを祈るばかり。2017/01/10

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