内容説明
ちょっぴりマニアなあの駅この街で笑いと癒しの「お宝」探し。爆笑話+仕掛け絵、革命的おもしろ本。どうでもいい所に「ネタ」を見つける天才コンビ(作家と絵描き)が哀愁漂う東京の街をディープに探検。
目次
京成金町線柴又駅―寅さんの故郷でツキを呼ぶ?
西武池袋線江古田駅―江古田はエコだ!
西武池袋線東長崎駅―「盗聴器」をゲットせよ
東急多摩川線矢口渡駅―タタリ神に乗って尺八を吹く
東急多摩川線鵜の木駅―毒ガスおやじと女体のあえぎ声
千代田線千駄木駅―メンチとビールで谷中散歩
千代田線根津駅―フラれフラれてどこへやら?
東急東横線都立大学駅―昭和のアーケードよ永遠に
東急東横線祐天寺駅―ダメ出しおじさんにびびる
西武新宿線上井草駅―アニメの町で郷愁にひたる〔ほか〕
著者等紹介
森沢明夫[モリサワアキオ]
1969年、千葉県生まれ。早稲田大学人間科学部卒業。ノンフィクション作品『ラストサムライ 片目のチャンピオン武田幸三』では第17回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞
うぬまいちろう[ウヌマイチロウ]
1964年生まれ。多摩芸術学園卒業。イラストレーターとして書籍、雑誌、広告、webと幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅
100
いやいや、楽しい本でした。 行った事がない街が沢山あったので、行ってみたくなりました。 イラストに隠し絵があるけど、まだ探せてないのもあるし、読了はしたけどまだまだ楽しめます。 本当に一冊で何倍も楽しめる本です(๑˃̵ᴗ˂̵)2017/04/22
あつひめ
82
都会の田舎とはいうけれど、蝦夷地に住まう私にはもう~目が眩むような都会だ。おいしそうなものいっぱいだし・・・何よりも今は懐かしい商店街が羨ましい。宝くじでも当たったら・・・商店街のある場所に住まいたいなんて夢まで持ってしまった。表紙だけが手が込んでいるのかと思いきや・・・中のすべての絵も文章と同じだけ手が込んでいる。匂いや温度まで感じそうだ。森沢さん、本物そっくりだし。食べたいもの、欲しくなったお宝も一つや二つじゃない。シリーズ化していろんなご当地グルメやお宝を紹介してほしくなりました。2013/02/07
美登利
63
これ、面白い!東京に住んでたらいっぱい探検して食べ歩きも楽める可能性はたくさん有るんだろうな~と心底悔しく感じるほど、ディープな街探検。あおぞら、ゆうぞらビールと似たノリ満載の森沢さんの文章に、イラストは長年のお友だちのえぬまさんと何やら怪しい雰囲気の男二人の探検隊です。薄い本なのに、隠し絵やパラパラ漫画もついていて、とにかく読むスピードが落ちますね。色々見るところが多すぎて。(笑)紹介されてるどのトカイナカも気になるけれど、私は有名な砂町銀座商店街に一度は行ってみたいなぁ。憧れであります。2015/02/25
ポチ
57
気ままにお宝を求めて散歩する森沢さんとうぬまさんの掛け合いが凄く良いです。心から楽しんで探検してるんだなぁとこちらも楽しくなりました。そしてたくさんのイラストには色々な仕掛けがあり、これも面白かったです。完全にあおぞらビールのノリですね(^^)2017/02/17
いたろう
53
ディープ東京。二十三区内なのに、昭和の香り漂う21の駅周辺、森沢さんとイラストレーターうぬまさんの抱腹絶倒の珍道中。森沢さんの文とうぬまさんのイラストが絶妙。B級グルメ、ソウルフード、昭和レトロなお店、謎のお宝グッズ、行ったことがない場所が多く、まだまだ東京にもこんな場所があったのかと、うれしくなる。老人ばかりの柴又帝釈天参道を称して「天国にいちばん近い竹下通り」には大笑い。浅草橋の花火問屋、砂町の超激安商店街、鵜の木の200円立喰いソバは是非行ってみたい。2016/10/20