内容説明
「育てにくさ」と思われがちな「長所」を伸ばす４４のコツ。
目次
序章 有望なのは「いい子」より「わんぱく坊主」
第１章 「やっかいなこと」は成長の証し
第２章 困った性格が長所に変わる
第３章 いたずらは実験だ！
第４章 ケンカで鍛える人間関係力
第５章 遊びは究極の学び
第６章 あたりまえを身につける
終章 がんばれ！育てにくい子の親
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MOCCO
12
★★★★☆：短所は長所、子どもの困った行動にも、よくよく見るといいトコロがある！特に男の子に、よく見られるコマッタ症状別に、そんな前向き目線が解説されており、具体的にイメージしやすいところが素晴らしい。この本における「育てにくい」は、やんちゃな男の子たちが焦点になっていますが・・・うちの男子は、やんちゃじゃないけれど苦戦しているぞ！と、つぶやきたくなりました。2014/10/14
もーちゃん
6
怒鳴ってしまいそうな時これを思い出してみよう。多少去勢されかかってるうちの子。ごめんよ・・・。2013/03/09
やもち
5
うちの四歳の息子は、育てにくい子ではないが、都合の「いい子」でもない。手洗いや歯みがきはなかなかしないし、話しを聞かない、返事もしない、頑固なくせにすぐに泣く。なんともいとおしい子なのに、私は叱り過ぎ。かわいそうなことに、たぶん、だいぶ去勢されている。もっとおおらかに、生きる力を育てよう。だだをこねる→親の「聴くスキル」で粘り強さを伸ばす、口答え→「口答え」ができる子は強い者にも屈しない人になる、失敗→失敗を褒めれば挑戦を恐れない男になる、がんこ→「がんこ」さがあれば、軸がぶれない男になる、2014/10/30
あい
4
電子書籍にて購入。必要な部分のみ流し読み。 もうすぐ3歳の、イヤイヤ期絶頂期、内弁慶なやんちゃ坊主がいますが、子育てに疲れてしまった時に背中を押してくれそうな本。 「問題を根本解決」というより、親の悩みを和らげてくれるといった印象。2017/05/15
りょうみや
3
やんちゃ、わんぱくな子は好奇心旺盛でエネルギーがある。親にとって扱いやすい「いい子」の型にはめて「去勢」してはいけない。親は息子のわんぱくさを受け入れる寛容さが求められるし、そして子は親の真似をするので、親は子の模範となる行動をしなれければならない。そのためには、まずは親が真の大人でないとならないのだろう。それにしても、型にはめずにのびのび育てるための最低限のしつけの境界は難しい。2016/04/03
