内容説明
日英両皇太子、世紀のマッチプレー。良子妃にゴルフ伝授…新宿御苑、赤坂離宮、那須、吹上御苑で天皇皇后の紅白コンペ。昭和天皇のゴルフに立ち塞がる黒い陰…昭和史を解く鍵がゴルフにあった。
目次
昭和天皇は「日本のゴルフ」の草分け！
東京大正博覧会と東京ゴルフ倶楽部の設立
皇太子裕仁のヨーロッパ外遊と海外初ラウンド
日英同盟の終結とギリシャｖｓトルコの戦い
日英両皇太子による世紀のゴルフマッチ
ゴルフに熱中する摂政宮を襲う試練続々
「夫婦でゴルフ」、新宿御苑で良子妃にゴルフ伝授！
赤坂離宮の６ホール、那須御用邸の９ホール、皇居吹上御苑の９ホール
天皇と皇后が主宰する宮中ゴルフコンペ〔ほか〕
著者等紹介
田代靖尚［タシロヤスヒサ］
昭和１９年４月５日、中国山東省青島生。東京大学文学部社会学科卒業。広告代理店の営業部長を務めた後、総合研究開発機構（ＮＩＲＡ）総括主幹兼「政策研究」編集長。文筆業に転職し、日本文藝家協会に所属する。現在、東京大学文学部研究生として、日本近・現代史の他、万葉集・古事記のゼミにも参加している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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コカブ
1
昭和天皇のゴルフ史を描いたもの。こんな切り口があったのかと思うが、すでに日本ゴルフ史の本では、昭和天皇が日本ゴルフ界の草分け的存在だった事は触れらているらしい。若い頃の昭和天皇は健康面が心配されたため、スポーツに取組むこととなり、ゴルフをプレーするようになったようだ。1921年に英国外遊から帰った昭和天皇は、新宿御苑のコースで盛んにプレーするようになる。さらに赤坂離宮のコース、天皇即位後は吹上御所内にコースを造成してプレーしたが、戦争色が濃くなるとコースは潰され、プレーも辞めてしまった。2013/03/09
いくちん
0
引用が多くてとばし読み。 昭和の政治史によほど興味がないと楽しめないかも。2013/03/27
