主婦の友新書<br> 日本から男の子を育てる場所が消えていく

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主婦の友新書
日本から男の子を育てる場所が消えていく

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784072811054
  • NDC分類 379.3
  • Cコード C0295

内容説明

イマドキの子どもたちは、とっても「忙しい」。遊んでいるヒマなどないのだ。しかし、子どもは本来、カラダを十分に使って遊ぶものだ。とりわけ男の子となれば…かつて男の子の憧れであった「ボーイスカウト」。しかし、加盟員数はこの10年で激減しているという。この二つの事象から見えてくるものは何か?この本は、学生時代にYMCAの野外活動のリーダーとして、また10年以上にわたり、地域のボーイスカウトの指導者として活動してきた著者の目から見た「若者再生論」である。

目次

第1章 壊れてゆく子どもたち
第2章 子どもが外で遊ばなくなった
第3章 存廃の危機に立つボーイスカウト
第4章 「よき市民」となるために
第5章 日本人がなくしたもの
第6章 「4つの柱」は今も有効か
第7章 再び日本が輝くために

著者等紹介

喜多由浩[キタヨシヒロ]
1960年、大阪府生まれ。立命館大学産業社会学部卒。84年、産経新聞社に入り、社会部次長、月刊『正論』編集部次長などを経て、現在、文化部編集委員。主な関心分野は、教育問題、唱歌・童謡、朝鮮半島問題など。学生時代にYMCAの野外活動ボランティア・リーダー、2000年からは地域のボーイスカウト活動に指導者として加わり、現在はカブスカウト隊(小学校低・中学年)隊長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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香菜子(かなこ・Kanako)

31
日本から男の子を育てる場所が消えていく―ボーイスカウトの凋落が日本をダメにした!。喜多由浩先生の著書。男の子らしさだとか女の子らしさだとか上から目線で決めつけてしまうのは時代錯誤であるとは思うけれど、ボーイスカウトが人間形成に良い影響を与える面はあるのかも。でも、それでもやっぱり男の子限定で女の子の入会を許さないような組織は時代錯誤なのかな。2019/09/28

Kentaro

24
ボーイスカウトの4つの柱は、誓いとおきて、班制教育、進歩制度、野外活動である。 戦後日本では、いわゆる東京裁判史感によって、先人がしたことはすべて悪との決めつけがされ、その流れに乗った左翼ジャーナリズムや日教組によって、国旗や国家が酷く踏みにじられた。 ボーイスカウトの誓いはよき市民として当然身に付けておかねばならない価値観であり、明確に国への忠誠、奉仕を掲げている。 著者はこうしたボーイスカウトの教育の重要性を伝え、長く存続されることの重要性を強く主張している。2019/07/12

たこやき

6
散漫。タイトルから野外活動の大切さを強調するのかと思いきや、そこに関係のない民主党批判やら何やらで話が横道に逸れ過ぎ。そもそも、著者の言う「今の若者はダメ」も、どこぞの著名人が「こんな若者を見た」「こんな気がする」で罵倒しているだけの代物。著者は、ボーイスカウトの指導者というが、書かれているのは現場の知見などではなく、パンフレットでも見ればわかるボーイスカウトの歴史と、昔は良かったという妄想懐古主義と、散漫な政治批判のみ。これを読んで、ボーイスカウトは大事だ、と思う人がいるとでも思うのだろうか?2012/02/19

義村貞純

1
自分にとってはあまり実がなかった。2012/02/16

msy3a

1
野外活動の意義などの分析は適切だが、分析の基底が「戦後教育悪玉論」にあるため、現状分析や対策が精神論でしかない。とりわけ、「若者のコミュニケーション力が失われている」との把握は、「コミュニケーション」そのものあり方が、かつてと大きく変わっていることを踏まえておらず、BS活動により、かつてのコミュニケーション社会=古き良き時代が戻ってくるという希望は、かえって適切な対策を誤るものとなる。2012/01/03

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