続・日々コウジ中―高次脳機能障害の夫と暮らす日常コミック

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続・日々コウジ中―高次脳機能障害の夫と暮らす日常コミック

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784072808504
  • NDC分類 493.73
  • Cコード C0095

内容説明

見た目はなんともないのに、突然人が変わったように暴力をふるったり、無気力になったり、すぐに物忘れをしてしまう…高次脳機能障害の夫と暮らす日常を描いた『日々コウジ中』の続刊が出ました。ちょっぴりユーモラスなコウジさんが巻き起こすエピソードの数々は、すべて高次脳機能障害の真実の姿です。

目次

高次脳機能障害とは
第1章 最近のコウジさん
第2章 高次脳機能障害ってこういうコト
第3章 本が出てから取材が殺到!
第4章 夢見た就労の厳しい現実
第5章 障害者が生きやすい社会を目指して
第6章 私が出会ったコウジな人々
第7章 行政にあーせい、こーせい
第8章 これからのコウジさん

著者等紹介

柴本礼[シバモトレイ]
慶應義塾大学文学部卒業。イラストレーターとして活躍中。2004年に夫がくも膜下出血で倒れ、以降、高次脳機能障害を患う。夫が退院し、リハビリを経て、就労までの6年間とその間夫を支えた家族の様子を描いた『日々コウジ中』を2010年に出版。高次脳機能障害を当事者家族の目線で、かつわかりやすく描いた本として話題に。現在「高次脳機能障害者と家族の会」、「世田谷高次脳機能障害連絡協議会」、「日本脳外傷友の会」に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

せ~や

51
日々コウジ中の続編。一作目に比べて、本人と家族ではなく、「社会」に広げたような内容の印象です。当事者やそれに関わる人などには、嬉しい1冊かもです。勉強の一つとして、当事者や関わりない人からすれば、少し物足りないというか、説明ばかりで疲れるかなと思います。☆2.5

もーちゃん

10
楽天家な柴本さんだから乗り越えられたんじゃないかな~と思った。というより、乗り越えられる試練しか起こらないのかもしれないけど。マンガにしては字が多いんだけど、伝えたい・伝えなければいけないという事がわかる。行政などの対応がもっとしっかりしたものに変わっていってほしい。2013/11/13

えがお

9
前篇読んでみて、こちらも読☆私がワーママなこと、ちょうど「専業主婦は2億損」本も読んでたことから、ちょうど会社辞めて起業直後のくも膜下出血→高次機能障害で路頭に迷うコースに 女性も働かないってリスキーだなと個人的には痛感(* >ω<) 慶応出て専業主婦だったという著者、私から見たらもったいないの一言だけど、お陰でご家族献身的に支え こうして本を出して講演し、世に知られてない高次機能障害広めてお役目担ってるとも言えるから、物事は一面で語れないんだけどね。2017/12/23

れい

7
障害の自覚のないコウジさんが就労に奮闘する話。就労に至る道も、門は狭く、就労してからも自覚のないコウジさんは色々やらかします。でも周囲にいる温かい人間関係のおかげ、それと一番重要な妻を含む家族からの支援。コウジさんはやはり幸せ者です。なかなかここまでいくつく人はいません。これはコウジさんの人柄によるところが大きいとのことでした。納得。それにしても自分の障害の自覚ですが、本人からしたら障害を理解できない方がもしかしたら幸せなのかもしれません。家族をはじめ周囲には困ったことがたくさん起きるのですが。2014/08/12

りょう

5
一冊目をだしたことをきっかけに、社会的に考えていく奥さん!すばらしい!そうだよね、すごいなあ。誰に起こりうることだから、もっと知られていかなきゃ!2017/11/03

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